シンガポールは面白い文化を持つ国だった。
行ってみたいと思う人もいるかもしれないので、撮ってきた写真をアップしておきます。
(ちょっと多いですが30枚程度)
行ってみたいと思う人もいるかもしれないので、撮ってきた写真をアップしておきます。
(ちょっと多いですが30枚程度)
Pictures in Singaporeの続きを読む

前回のエントリ
1、新3年生プロジェクト学習のための予備調査(学生)
2、シンガポール大学の研究室訪問(上平のみ)
3、南洋理工大(NTU)とシンガポール大学(NUS)見学
4、インタビュー調査
と合宿の4つの目的を書いたが、最後の5つ目。
■目的5、生きた学習環境としての海外訪問の意義を考える
就活早期化の影響で、最近の大学生は昔よりも海外旅行に行けるような時期的余裕は減っている。しかしながら、旅の経験は机の上では得られない学びの最たるものだろう。昨夏、僕と一緒にアラスカ大に行った4年生2人が、街中での体験や向こうで出来た現地の友達のことを本当に目を輝かして語っていたが、今回の学生達も一生忘れないような濃い経験をしたようだ。旅は若者を元気づけ、そしてその後の生き方を再考させる力がある。観光旅行は難しくても、今回のような調査旅行や、本学でも松永先生が取り組んでいるように国際大会への挑戦や、研究発表やワークショップなど、勉学の一環として組み込んでいくのはいろんなやり方があるのかもしれない。
この度の震災で被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
震災の被害に加えて原発事故で今も大変な国難の時期が続いているところで、3月下旬には数ヶ月前から学生達と計画していたシンガポール合宿が迫っていた。全く先が読めないピリピリしたこんな時期に日本から出るにあたっての不安材料はつきなかったが、また別途機会ができるわけでもなく、いろいろ検討した結果、行くことができるメンバーだけで決行してきた。そして無事に合宿を終えて帰国する事ができたので、自分のふりかえりとしてブログにまとめておきたいと思う。(新学期の延期で珍しく時間ができたせいもある)
シンガポールの雰囲気が伝わるように写真を多めにしてみた。長いです。
震災の被害に加えて原発事故で今も大変な国難の時期が続いているところで、3月下旬には数ヶ月前から学生達と計画していたシンガポール合宿が迫っていた。全く先が読めないピリピリしたこんな時期に日本から出るにあたっての不安材料はつきなかったが、また別途機会ができるわけでもなく、いろいろ検討した結果、行くことができるメンバーだけで決行してきた。そして無事に合宿を終えて帰国する事ができたので、自分のふりかえりとしてブログにまとめておきたいと思う。(新学期の延期で珍しく時間ができたせいもある)
シンガポールの雰囲気が伝わるように写真を多めにしてみた。長いです。
旭山動物園でみた"森の人",オランウータン.
高いところにはられたロープをひょいひょいと得意そうにわたる姿は愛らしかったが,今彼らは絶滅の危機に瀕しているという.その理由は,彼らの故郷であるボルネオ島の原生林は伐採されまくっており,代わりにアブラヤシの農園をどんどんつくっているから.そして森林を失って迷い込んでくるオランウータンたちは,農園に関わる人たちにとって害獣となっている.アブラヤシを植えているのは『ちきゅうにやさしい』天然素材のヤシ油をつくるためなのに.皮肉なことだ.
そんなわけで,多くの日本人が恩恵を受けているボルネオの森林に対して還元するために,旭山動物園では,「ボルネオへの恩返しプロジェクト」なるものをやっているそうだ.
高いところにはられたロープをひょいひょいと得意そうにわたる姿は愛らしかったが,今彼らは絶滅の危機に瀕しているという.その理由は,彼らの故郷であるボルネオ島の原生林は伐採されまくっており,代わりにアブラヤシの農園をどんどんつくっているから.そして森林を失って迷い込んでくるオランウータンたちは,農園に関わる人たちにとって害獣となっている.アブラヤシを植えているのは『ちきゅうにやさしい』天然素材のヤシ油をつくるためなのに.皮肉なことだ.
そんなわけで,多くの日本人が恩恵を受けているボルネオの森林に対して還元するために,旭山動物園では,「ボルネオへの恩返しプロジェクト」なるものをやっているそうだ.
2月の下旬のある日,北海道の旭山動物園に行ってきた.旭山動物園は年間300万人以上の訪問者があるという人気の動物園で,大変面白い展示の仕方で知られている.ブームになってかなり経つし,「ようやく今頃」なのではあるが,実際に足を運んでみて,確かにわざわざ北海道の外からも訪れるだけの価値のある場所だということがよくわかった.
これはもはや従来の動物園というカテゴリでは収まらないのでないか.有名な"あざらし館"や"ぺんぎん館"などのユニークな展示施設だけではない.園内の隅々まで温かい工夫が凝らされ,動物たちと人間の関係,そして生命が循環する生態系についての真摯なメッセージが訴えられており,僕もいっぺんにファンになってしまった.
中編では,旭山動物園の様子を紹介してみる.
これはもはや従来の動物園というカテゴリでは収まらないのでないか.有名な"あざらし館"や"ぺんぎん館"などのユニークな展示施設だけではない.園内の隅々まで温かい工夫が凝らされ,動物たちと人間の関係,そして生命が循環する生態系についての真摯なメッセージが訴えられており,僕もいっぺんにファンになってしまった.
中編では,旭山動物園の様子を紹介してみる.
柔道に「空気投げ」という秘技があるそうだ.よくマンガや小説の題材にもなったりするのでご存じの方も多いと思うが,その技を使える人はほとんどいないらしく,実際に見ることは難しい.でも,この技を編み出した伝説の柔術家,三船久三十段の映像資料が残っており,YouTubeにアップされているので,誰でも(映像で)見ることが出来る.
この空気投げの映像,素人目で見ても何がすごいのかはよく理解できないが,軽々と舞う三船十段と組んでいる相手はいとも簡単にポンと投げられているのがわかる.よく見ると相手の柔道衣を掴んだ手以外は相手に触れていない.足も腰も使わないのに相手はつんのめったようにくずされている.こんな風に,まるで空気に投げられたような不思議な決まり方をすることから,この技の名がある,という.
三船十段の言葉によると,この技の原理は「相手が動に転じた瞬間、重心を下げて相手を投げる」とのことで.攻撃を瞬間的に感じ取り、その力を転化させ自分で転ぶように導く,という高度な判断で成されているようだ.
もともと,柔道自体が相手の力を利用して相手を制し,小さな者でも大きな者を倒すことができる"柔よく剛を制す"という基本理念を持つ武道であるが,この技はその考え方が名人技まで高められた美しさを持っているように思われる.
さて,ここで唐突に柔道のことを取り上げたのは,格闘技に限らず,デザインにおいても,この相手の力を最大限に利用する,ということの大事さをここのところずっと考えているからである.
デザインという営為は,そもそも問題対象と使う人の"関係"によって成り立つものだろう.多くの場合,利用される現場での様々な制約が発想の源になるように,それ単体で何かの最適解が存在するわけではない. 逆に言えば,デザイナーがどんなに思い込みで力をいれようが,実際の場における関係を掴んでいないと空回りするばかりである.
力任せにふんばるばかりでは相手は投げられないし,そんなことを繰り返しても疲れて動きもとまってしまう.自分と相手の関係(横軸),連続しつつ切り替わるフェーズとの関係(縦軸)などの力をそれぞれバラバラのものとして考えず.適切に力を借りるタイミング,力を入れるタイミングを読むことを心掛けたいものだ.
ところで,ある人が指摘するところによると,先の映像の三船十段は,組んでいる最中にふわりと飛びながらも絶妙に下向きの力を相手にかけているのだという...恐るべし.
人間の体というのは、外から力が働いてきたときには、関連する骨の周囲にある筋肉を緊張させることで骨を補強するという自己防衛システムが備わっている。 この場合も、下向きの力をかけられることで、胴体周囲や、両足の骨の周囲の筋肉が、意識しないうちに緊張する。この骨を固めるという緊張を強いられた結果 として、「空気投げ」に対応するための微妙な動きが充分できず、ぎこちない動きになって倒されてしまうというのだ。(「武道の達人」保江邦夫)
「不安定な姿勢に導かれた相手は、支えをはずされたとたん、つんのめって倒れてしまう」という「空気投げ」の基本に加えて、足運びを乱すための準備として、三船十段はこんな「隠し技」を使っていたんだ!空気投げ(その2)-Fight Club
結果(技がきまる瞬間)だけではなく,こういう前後関係も技に含まれるわけで,それを考えれば身体システムの関わり合いの複雑さを思い知る.
大事なことは動きのシステムの中にある.全部デザインに置き換えるつもりはないが,問題の仕組みをよく理解した上でそれを絶妙につかった方略を知るとき,なんだかそれは他の問題に対しても示唆に富むように思えるのである.
そしてこの動画をみながら,そんなことを考えていたところ,かの「旭山動物園」も同様な位置づけにあるんじゃないかと思いあたった.
スターとなる動物はいなくても,面白い見せ方の工夫で驚異的な人気を得た動物園だ.有名になって随分経つけど.恥ずかしながら実際に行ったことはなかったので,いい機会とばかりに行ってみることにした.
(つづく)
直前になって申し訳ありませんが、18日に担当している2年生の演習発表会を行いますのでご案内いたします。3つのクラス(再履修クラス含む)の合同発表会で、上平クラスでは、このブログで最近数ヶ月演習プロセスを連載していた「TaikenMarker」の成果物を出展いたします。現在学生達はテストの合間を縫いつつ、完成に向けて追い込み中です。学内外問わずどなたでもご覧頂けますので、短い時間で恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
-------------------------------------------------------------------
コンテンツデザインコース展
専修大学ネットワーク情報学部
2009年度 コンテンツデザイン総合演習 最終成果発表会
◎日時=2010年1月18日(月)13:05〜17:00
◎場所=専修大学生田キャンパス 10号館4Fホワイエ
◎出展者=コンテンツデザインコース2年生
◎形式=作品とパネルによるインタラクティブプレゼンテーション。
発表時間に随時プレゼン致します。 (入退場自由)
公式ウェブサイト
-------------------------------------------------------------------
こちらは上平クラスの演習サイトです。
Flow&Stock,TaikenMarker
ビジュアルは手抜きですが、制作プロセスのコンテンツを充実させましたのでご覧下さい。準備中のところは後日作成予定です。
コンテンツデザイン総合演習は、カリキュラム改訂により本年度で終わり。
来年度からプログラム制にかわり、演習チーフは栗芝先生にバトンタッチします。

あけましておめでとうございます。
2010年は、もう少し自分の仕事を深めることと、集中力を上げることを目指したいと思います。
このkamihira_logも、もう6年目。最近はもっぱらTwitter(@peru_g13)で、ここは時々書いているぐらいですが、たまに頂くフィードバックが続けるエネルギーになっております。
写真は自宅の窓から見える富士山。今日は快晴です。
2010年は、もう少し自分の仕事を深めることと、集中力を上げることを目指したいと思います。
このkamihira_logも、もう6年目。最近はもっぱらTwitter(@peru_g13)で、ここは時々書いているぐらいですが、たまに頂くフィードバックが続けるエネルギーになっております。
写真は自宅の窓から見える富士山。今日は快晴です。
2010 元旦
12月21日は、今年最後の演習。これまで進めてきた企画のプレ発表として、アクティングアウトによる評価を行った。発表は背景やコンセプトなどの言葉の説明を省いて行うので、その中で必然性を持たせるためには、話の流れの中にきっかけ/欲求/ゴールといった利用文脈と、そこから設計した画面との詳細な対話が描かれてなければならない。そしてそれらがトータルなユーザ経験として成り立っていることが求められる。
アクティングアウトという手法の詳細は浅野先生がまとめて下さってます。
情報デザイン研究室:アクティングアウト考その1,その2,その3,その4
学生達は演じることに対してはそんなに抵抗がないようで、この手法では拙くも一生懸命な演技を楽しみながら評価することができるのがいい。
しかし考えてみれば、これを行うためには、登場人物(ペルソナ)の設定を行い、一つのサービスがあるという"仮定"を取り巻く出来事を描くわけである。しかも手短に。想像力と説得力の両立という点ではSF映画のプロットにも近い高度なストーリーテリングとも言える。
アクティングアウトという手法の詳細は浅野先生がまとめて下さってます。
情報デザイン研究室:アクティングアウト考その1,その2,その3,その4
学生達は演じることに対してはそんなに抵抗がないようで、この手法では拙くも一生懸命な演技を楽しみながら評価することができるのがいい。
しかし考えてみれば、これを行うためには、登場人物(ペルソナ)の設定を行い、一つのサービスがあるという"仮定"を取り巻く出来事を描くわけである。しかも手短に。想像力と説得力の両立という点ではSF映画のプロットにも近い高度なストーリーテリングとも言える。
12月14日の演習。3年生のプロジェクト発表会も終わり、いよいよ冬も深まってきた。この日は、前週に課したガントチャートの確認から開始。
ガントチャートは、プロジェクト管理で使われる、作業計画を横型の棒グラフで示した工程管理図のこと。通常、縦軸に作業内容(タスク、アクティビティ)を、横軸に期間を取り、各作業/資源の所要期間を視覚的に示す。
ガントチャートは、プロジェクト管理で使われる、作業計画を横型の棒グラフで示した工程管理図のこと。通常、縦軸に作業内容(タスク、アクティビティ)を、横軸に期間を取り、各作業/資源の所要期間を視覚的に示す。
