はこだて未来大学プロジェクト発表会

| | コメント(1) | トラックバック(0)
DSCF0051.jpg
午後に未来大のプロジェクト発表会を見に行く。東京会場では完全に企業向けの公開を意識していて、NSビルの立派なフロアでビシリとスーツを着込んだ学生らが並ぶ。プレゼンやパネルも実に礼儀正しくて、微妙に学風を感じた。

この未来大のプロジェクト学習は、3年生の各コースの学生や教員が入り交じって1年間行うもので、PBL(Project Based Leaning)のとり組みとしてはかなり有名な方だが、(始まったのもたしか専修大よりちょっと早い)同じ情報系のコースを持つこともあって、テーマやアウトプットはうちと似たところに落ち着いているな、という印象。
それにしてもさすが公立だけあって、先生が多いのは羨ましいね。1プロジェクト(10名程度)当たり3〜5名の教員が指導につくらしい。教員の専門分野が違うと、信じている宗教(?)が違うようなもので何かといざこざが起こりやすいのだけど、こういうプロジェクトになると他人から学びあう柔軟な姿勢を持ってない大変かも。教員も日々、異文化コミュニケーションの勉強だな、と。

知り合いの先生方への挨拶と雑談情報交換してる間にあっというまに時間が過ぎて、ちょっとしかプレゼン聞いてない(汗)のだが、一つプロジェクトを紹介。


DSCF0035.jpg
DSCF0037.jpg
「人間の知覚を拡張するユーザーインタラクティブシステムを作る」岡本先生、ピトヨ先生他、指導

phidgetsを使ったAR(拡張現実)のプロトタイプ。他人と半分だけ視覚を共有したり足の裏の色を振動に変換して感じたり、など。なんかメディアラボっぽい研究だが、ふむ、卵割りや棒振り、目隠し歩行などの直接の身体的体験からテーマを起こしているのは興味深い。この拡張した知覚で何に適したインタラクションがありうるのかまでは踏み込んでないみたいだけど、これを話の肴に、ユーザ体験を議論できそうなところは面白いと思った。

黒いマネキンの腕についているごつい部品は、「このくらい」という"手の指であいまいな情報を見る"ための装置とのこと。大昔の日本には「咫(あた)」という身体尺があったが、確かに、ものごとを測るときのスケールは、一番身近な"手"による部分は大きいよな。最先端から回り回っていつのまにか古代に帰って行くような話は個人的に好きなので空想が楽しい。


会場には、武蔵工の学生さんの他にも、2年生(新3年生)もちらほら。勉強熱心だね。同じ分野で刺激しあえる交流があることは幸運なことです。

追記:デジタルアーツの徳永先生が会場のことを詳しくレビューされてます。

会場で経営学部の渥美先生にあってびっくりしたのだが、今年、未来大と専修大で合同プロジェクトやられてたらしい。
記事によるとこれか。へぇ、経営学部でもこういうことやっているとは。



カテゴリ

,

TRACK BACK(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: はこだて未来大学プロジェクト発表会

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://blog.kmhr-lab.com/mt/mt-tb.cgi/80

COMMENT(1)

おもしろいですねー。>未来大と専修大の合同プロジェクト

でも、情報デザインと経営学が組む前に、先を越されてしまった感じデス。orz

がんばろっと。(^^)

コメントする

このブログ記事について

このページは、kamihiraがFebruary 5, 2008 8:26 PMに書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「雪解け」です。

次のブログ記事は「展覧会情報」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

購読する このブログを購読

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

Powered by Movable Type 4.0