情報化ということ
ちょっと気になった記事をメモ。
デザインの基礎トレーニングにしても、情報ツールによって便利になったことと引き換えに見失っているものは相当に多いんだろう。ヨハネス・イッテンなんて100年近く前にその辺に気がついていたというのに。
イッテンは円の持つ広がりのイメージを理解させるために、手をぐるぐる回して身体の円運動を行わせたという。illustratorでクリック&ドラッグで描くのと、どちらが豊かな学習かは言うまでもない。この逸話には僕は結構影響を受けていて、実は演習でも一時期意識したりしたことがあった。
たとえば情報を整理する際には、上下左右の空間にマッピングすることがよく行われる(たとえば2軸マトリックスやフローチャートなど)が、その前には意識されにくいけども身体による空間認識力が前提になっており、実際に自分たちの身体を使って上下左右に意味を写すという経験は必要だ。ところが情報学部の学生らの身体経験の少なさは半端なく、面倒くさくても、手間隙かけられるのは学生のうちしかない。ってことで考え出したのが、過去にやった演習「情報の積み木」だったりする。それがどのくらいの効果があったのかは・・・・謎だけど(苦笑)
まとまってないが、休みのうちにちゃんと考えておこう。
#内田樹のブログ、2月8日の記事にネットの村松先生のお名前を発見。
そんなお仕事もされてるとはお疲れ様です・・・。
情報化操作は「身体」が担当する。情報化はデジタル化と同義語のように扱われがちだけど、改めて全然違う話なんだな。情報デザインでも関係性ばかりが問われがちだけど、身体が情報へと変換するという視点は忘れちゃいけない。
というのは、情報化というのは時間的な表象形式を要求する作業なのであるが、人間システムの中で「時間部門」を担当しているのは身体だからである。
私たちは呼吸と鼓動を基軸にして「時間ベース」を作っている。
それに基づいてしか時間は表象されない。
時間をカウントするためには身体が要る。
時間という表象形式がないと情報化は行われない(情報化というのは「さっきここにあって今はもうない『あれ』は今ここにある『これ』に代理表象された」という考え方のことだからである。「さっき」と「今」の時間差を設定しない限り情報化は成立しない)。
つまり、「身体がないと情報化は行われない」ということである。
内田樹の研究室-情報と情報化
デザインの基礎トレーニングにしても、情報ツールによって便利になったことと引き換えに見失っているものは相当に多いんだろう。ヨハネス・イッテンなんて100年近く前にその辺に気がついていたというのに。
イッテンの予備課程で最も特徴的であったことは、「体操的な練習」によって始まるということでした。この活動にはイッテンによる造形教育の中核があり、こ れを行うことによって「身体の調和」が求められました。これには「深呼吸体操」も含まれており、そこから始まって「リズム的形態練習」や「自由リズム練 習」につながっていきました。<中略>また、正方形、三角形、円などを用いた「形態練習」でも、形態の性格が身体運動とともに扱われました。これは、「立体造形」での立方体、ピラミッド型、円柱、球によるコンポジションへと発展することになります。
BAUHAUS COSMOLOGY
イッテンは円の持つ広がりのイメージを理解させるために、手をぐるぐる回して身体の円運動を行わせたという。illustratorでクリック&ドラッグで描くのと、どちらが豊かな学習かは言うまでもない。この逸話には僕は結構影響を受けていて、実は演習でも一時期意識したりしたことがあった。
たとえば情報を整理する際には、上下左右の空間にマッピングすることがよく行われる(たとえば2軸マトリックスやフローチャートなど)が、その前には意識されにくいけども身体による空間認識力が前提になっており、実際に自分たちの身体を使って上下左右に意味を写すという経験は必要だ。ところが情報学部の学生らの身体経験の少なさは半端なく、面倒くさくても、手間隙かけられるのは学生のうちしかない。ってことで考え出したのが、過去にやった演習「情報の積み木」だったりする。それがどのくらいの効果があったのかは・・・・謎だけど(苦笑)
まとまってないが、休みのうちにちゃんと考えておこう。
#内田樹のブログ、2月8日の記事にネットの村松先生のお名前を発見。
そんなお仕事もされてるとはお疲れ様です・・・。
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