フィジカルコンピューティングでスケッチ・ワークショップ in IAMAS

| | コメント(2) | トラックバック(0)
iamas1.jpg気がついたらもう一週間経過してしまったが、手短に記録を残しておこう。先週の土曜日、岐阜県大垣市のIAMASを訪問してきた。プロトタイピングのためのツールキット、GAINER/FUNNELを使った「フィジカルコンピューティングでスケッチ」ワークショップに参加するためである。内部生向けとして開催されたものに、開発者の小林茂さんのご厚意で特別に参加させて頂いた。写真は、キャンパス正門。(お約束ながら)暴走族の落書きではなく、IAMASとサインしてある。


iamas2.jpgIAMASの校舎はもともと女子校だったところを改修した建物なんだだそうで、世田谷ものづくり学校と似た印象を持った。土曜の早朝ながら、熱心に制作している学生がちらほら。

iamas3.jpg有名な仮眠室。中にはすやすやと寝ている学生がいる。旅館のような畳敷きの間でかなり広く、枕投げとか出来そうな大部屋だ。
この横には洗濯物が大量に干され、その奥にはシャワー室。ううむ、強烈な生活感が漂っている・・・・。とことん濃い学生生活が送れそうで、いいねぇ。

iamas4.jpgGAINERを開発した小林先生。さわやかな方です。最初に1時間ぐらいフィジカルコンピューティングの歴史的な流れの解説。大変丁寧でわかりやすい。デザイナーとエンジニアには共通言語が必要だという思想には、頷かされる。


iamas5.jpg 今回は、小林さんのワークショップの運営を見させていただくことが一番のねらいだったが、さすがにProcessingのソースサンプルやセンサ類がきっちり事前準備されていて、手際よく進められている。普通に参加者としてかなり勉強になった。サンプルは大事だ。GAINERには興味があってもなかなか遊ぶ時間がないのが悔しいが、いじっているうちに段々と日々の授業の準備なんかよりも、こっちに打ち込みたいという気になってくる。元工作少年としては連動させるときのワクワク感に萌えますね。

iamas6.jpg 熱心に学ぶIAMASの学生さん達。3つの組織(プロジェクトやゼミ)で合同開催しているそうで、他の先生方やアシスタントのみなさんが1年生を丁寧にサポートしている。


iamas7.jpg最後に、1時間程度をつかって作る自由制作課題を行って、終わり際に鑑賞会。短い時間だったので、みんな四苦八苦だったようだ。僕はうまく値がとれないところを鈴木先生に助けていただいた。ありがとうございます(涙)もうちょっと普段からProcessingを使っておけば、と反省する。

この日の内容は、あくまでフィジカルコンピューティングの手段に特化したワークショップで、一番大事な「なんのために使うか」については触れられてないが、そこについては別途4月から個別に議論してきているそうで、今回のように技術に特化した学習の機会はスケジュールを計算して実施しているとのこと。なるほど。

あっという間に一日が終わってしまったが、IAMASの文化に触れられて勉強になった。
小林先生、鈴木先生、蛭田さん、お忙しい中どうもありがとうございました。


カテゴリ

,

TRACK BACK(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: フィジカルコンピューティングでスケッチ・ワークショップ in IAMAS

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://blog.kmhr-lab.com/mt/mt-tb.cgi/138

COMMENT(2)

ヒラノ :

初めまして千葉工業大学の院でで情報デザインを研究してる平野と申します。
ちなみに山崎先生のゼミ生ではなかったりします。

千葉工大でも私が主催でGainerを用いたフィジカル・コンピューティングのためのワークショップをしています。
IamasのワークショップではGainerやセンサー及びアクチュエータの使い方とプログラミングのやり方をメインにワークショップをしていたということでしょうか?

フィジカルコンピューティングの手法を「なんのために使うか」と言う点はワークショップでは触れられていないそうですが是非知りたい所ですね。
私の場合、独学でフィジカルコンピューティングを学んだ者で感覚的にしか捉えていないのですが「私たちの生活環境によりそった身体的なコンピュータのあり方を模索するため」といったことだけでなく「人間の行動や身振りをもとにインタラクションデザインの可能性を広げるため」と言ったことも含まれている感じています。そして「エンジニアリングを学ぶことでもまたデザインの可能性を広げることが出来る」とも感じています。

kamihira :

こんにちは、水曜の千葉工大は、遅くまでみんな楽しそうに制作しているのが印象的でした。いい文化ですね。


>「なんのために使うか」と言う点はワークショップでは触れられていないそうですが是非知りたい所ですね。

IAMASではインスタレーションや電子玩具といった形でGAINERのアプリケーション展開していましたが、インタラクション・デザインのために使うためには、ユーザ側からも逆に開発者側に刺激を与えるような知見を発信していく事が大事なのでしょうね。GAINERはそのための共通言語なんだとおもいます。
はこだて未来大の寺沢先生の研究している「found behavior手法」なんかは、デザインの側から考えるためのヒントになりますよ。

コメントする

このブログ記事について

このページは、kamihiraがMay 31, 2008 5:24 PMに書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「体系的な知識とは」です。

次のブログ記事は「インプロビゼーション・ワークショップ:身体活動によって創造的思考を活性化させる実験」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

購読する このブログを購読

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

Powered by Movable Type 4.0