「オバケーション」の本を買った
「オバケーション いまどきオバケはハローワーク」(笠尾敦司とオバケーターズ著)という本を見つけたので、早速買ってみた。このプロジェクト(オバケーション)は、子供たちが身の回りを観察し、それを元に面白いオバケを想像するという知育的な面と、こどもたちによって書かれたシートを素材にして、デザイン科の学生らがキャラクターデザインするという実践的な面が関わり合った参加型コミュニティとなってもう10年ぐらい継続して続いているもの。今で言うUGC(user-generated content)の考え方に結構早くから取り組んでいた。これはそこで生まれたキャラクターや活動記録をまとめた本である。帯に書かれた数字、これまでのオバケ投稿数「13867」、そこから誕生したキャラクター「546」という数字からも、本当に子供達に親しまれて育ち続けている企画であることが分かる。そして題名に「ハローワーク」と言葉があるように、オバケ達がさらにこの本から出て仕事を見つける、つまり本を読んだ人を介してバイラル的にそのキャラが広がっていくことを意識しているのが面白い。なるほど、たしかに妖怪は古くから口コミが本質だ。
中はこんな感じ。
中はこんな感じ。

大学生がつくるキャラクターは、子供たちが考えた右側のシートの情報をもとに構想される。シンプルながら、オバケが宿る依り代や仕業などが文脈的に聞き出せるような項目だ。空想だけではなく観察から発想するように誘導しているのはさすが。質問もデザインのうちなのですね。
本自体は子供向けなのですぐ読めるが、紹介されていたなかで、一番へぇぇと思ったのが、ここであるオバケを投稿した子が成長して、この大学のデザイン科に入学したというエピソードだった。長く継続しているとそうやって繋がってくるもんなんだなぁ。うちの学部の2年生も小学生向け教材作ったりしているが、ワークショップで出会った子供がやがて入学したと仮に想像すると・・・・うん、研究室の人たちが感無量になるのも分かる気がする。
実は著者の笠尾先生は、僕をデザイン教育の場に引き込んでくれた人で、有る意味で僕もこの研究室を通して人生の方向が変わった人間である。笠尾先生に出会わなかったら、教育者としての面を評価して励ましてくれる人も居なかっただろうし、多分平凡なグラフィック屋のまま生きていただろうな。一緒に先生の家(そういえば奇遇にも向ヶ丘遊園)でホームパーティしながら、当時の学生らと「お化けとコミュニケーションで、オバケーション?」「おお、いいじゃん」とかネーミングした頃が懐かしい。もう10年近く前か。
最近はすっかり疎遠になってしまって恐縮の限りだが、いつのまにかいくつかのプロジェクトを順調に運営されているよう。(むむ、この演習は面白い)
本の中で展開される奇妙なお化けと(実在する)登場人物たちのコミカルなやりとりを眺めながら、大事なのは自分なりの活動の軸を持ちながら継続していくこと、と厳しいメッセージを受けた気がしてなんだか気が引き締まる。自分の研究室も頑張らねば。
本自体は子供向けなのですぐ読めるが、紹介されていたなかで、一番へぇぇと思ったのが、ここであるオバケを投稿した子が成長して、この大学のデザイン科に入学したというエピソードだった。長く継続しているとそうやって繋がってくるもんなんだなぁ。うちの学部の2年生も小学生向け教材作ったりしているが、ワークショップで出会った子供がやがて入学したと仮に想像すると・・・・うん、研究室の人たちが感無量になるのも分かる気がする。
実は著者の笠尾先生は、僕をデザイン教育の場に引き込んでくれた人で、有る意味で僕もこの研究室を通して人生の方向が変わった人間である。笠尾先生に出会わなかったら、教育者としての面を評価して励ましてくれる人も居なかっただろうし、多分平凡なグラフィック屋のまま生きていただろうな。一緒に先生の家(そういえば奇遇にも向ヶ丘遊園)でホームパーティしながら、当時の学生らと「お化けとコミュニケーションで、オバケーション?」「おお、いいじゃん」とかネーミングした頃が懐かしい。もう10年近く前か。
最近はすっかり疎遠になってしまって恐縮の限りだが、いつのまにかいくつかのプロジェクトを順調に運営されているよう。(むむ、この演習は面白い)
本の中で展開される奇妙なお化けと(実在する)登場人物たちのコミカルなやりとりを眺めながら、大事なのは自分なりの活動の軸を持ちながら継続していくこと、と厳しいメッセージを受けた気がしてなんだか気が引き締まる。自分の研究室も頑張らねば。
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Good post.
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