August 2008アーカイブ

zu1.jpg 以前、アイデア誌324号のダイアグラム特集で紹介されていて気になっていた、幻の大型本「日本列島の地域構造・図集/Regional Structure of Japanese Archipelogo(Atlas)」。(1967年) 偶然ながら専大図書館の蔵書から発掘することができた。まさか身近にあったとは。貸し出し印の跡は一つもなく、購入されて過去40年の間、ひっそりと棚に置かれたまま誰にも開かれることがなかったようだ。
 
 この図集は、当時経済成長が進み、地域問題が浮上する中で議論の土台を作るために、様々な角度から日本列島の「今」の情報を視覚化することを狙って作られたらしい。黒く重厚な箱の中、中身は綴じられておらず、二つ折りにされた台紙に日本列島の自然、人口、産業、交通などの沢山の県別統計データを元に作られた114の図が束ねて収容されている。
gam.jpg最近、晩ご飯時にテレビを付けると、異様にクイズ番組が多くなっていている気がするが、あんなに作っていると、そのうちネタ切れするんじゃないかと余計な心配をしてしまう。そんな中、たまにやってる爆笑問題の「クイズ雑学王」の出題は、よく有る歴史のような学校で学ぶ知識じゃなくて、「どうしてか?」と理由を考える問題が多いということもあってちょっと感心する。ここで扱っている雑学は、使っているシーンを想像しながら理由を考察する力が問われると思う。非常に「用の美」のようなデザインの匂いがして面白い。

印象に残ってる問題を三つ。みなさんはすぐ分かりますか?(答えは公式サイトの「おさらい」を見るか、ググぐればすぐわかります)

Q「手ぬぐい」の布地の両端は、なぜ縫ってない?
Q:ガムのボトルをジュースの缶と同じ太さにした目的とは?
Q:震災時帰宅支援マップに施された使う人が帰りやすいようにした工夫は?

というわけで、適当な予測。今後、クイズ番組はネタ切れと単なる知識に飽きはじめた視聴者に応えて、見ている方がもっと頭を使うような問題が増えてくるんじゃなかろうか。スタジオでロジカルな問題解決したりする番組とか。食卓でブレストが始まるような番組とか。んー、あんまり受けなさそうだな・・。
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慌ただしい移動の連続だが、在学生の父母組織である育友会の群馬支部懇談会に出席するため、高崎までに泊まりがけで行ってきた。高崎は学生の時の合宿教習で来て以来、何年ぶりだろう。

懇談会には100名ほどの親御さんがいらっしゃり、どの方も情報を欲しがっているのがよく伝わってくる。なかなか子供からは勉学状況や就職のことなどは教えてもらえないようで、面談では熱心に話を振ってこられた。あまり接点のない他コースの学生の名前や人柄を覚えていても役に立つことは少ないが、こういう機会にああ、A君のお母さんですか、彼はかくかくしかじかで、と話せるのは普段の記憶の蓄積のお陰ではあるな。

学生諸君、親元に帰ったらちゃんと話ししろよ、・・・と思ったけど、そういえば自分だって帰省したら友人と飲み歩いてばかりで、なにを勉強しているのかなんてほとんど話してなかったっけ。父上母上、ごめんなさい。



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済州島で撮影した写真からいくつかピックアップしてみる。見てて一番涼しげなのは、昼食(中食)時の食堂の水槽でふわふわと泳いでいたイカかもしれない。イカの頭はLEDのように発光することを知った。

IMG_0167.jpg科研のプロジェクトの一環で、19日〜21日まで韓国の済州島で開催された情報教育シンポジウムSSS2008(Summer Symposium in Samdo 2008, in Jeju korea 主催:情報処理学会コンピュータと教育研究会)に発表しに行ってきた。向こうから更新しようと思ったのに、海外IPだとシステムに弾かれてしまい、断念する。

成田から飛行機で2時間。済州島は韓国屈指のリゾート地として有名だが、たしかに「東洋のハワイ」らしくトロピカルな雰囲気で包まれた島だ。(GoogleMapではこの辺)日差しも強い。そして街を歩いている人も建物もほとんど日本とかわらないのに、ハングル文字や会話はさっぱりわからない。不思議な島である。

秋の気配

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だんだん朝夕が涼しくなってきた。
斜めの窓から斜めに陽が差す5号館は、今日も工事中です。

akune.jpg そういえば、出身地だった市から任命されて観光大使みたいな役をやっているのだが(何もしてなくてスミマセン)、その関係でポロシャツが送られてきた。背中に刺繍ででかでかと市名が。
こ、これは目立つ。せっかくもらったのでこれ着て授業してやろうと思ってたのに、夏休みになって到着するとは。

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先日、通りがかったゲーセンにK社のビーマニ新製品があったのでやってみた。リズム感からきしの自分はダメダメだったが、ギターよりもインタフェースが簡略化されていて楽器未経験者でも結構楽しめる。
ネタ的にギタリスト気分が味わえるのがナイス。Wiiみたいに室内でやるのではなく、ゆるい人目があるのがゲーセン的にはポイントなのですかね。
面白いじゃないですか。


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「体験!情報デザイン」ワークショップの開催に合わせて、積み重ねてきた教材や課題をまとめた事例集を簡易出版し、参加特典として関係者に配布することになった。
名称は、「Education through InformationDesign and VisualCommunicationDesign  情報系学部におけるデザイン教育 課題及びワークショップ事例集」
そういえば、僕の講義でやっている小課題の数々は、色んな意味で学内的には名物(?)でありながらブログにはほとんど書いたことがない。大して役に立つ教材でもないと思うが、実践されてる課題事例と言うことでたたき台にしてもらえれば、と情報教育の発展に貢献するために公開することにした。僕だってゼロから考えて来た訳じゃないので、同じ様に参考にしてもらえれば問題ない。多分出題を同じようにやったとしても指導や講評のの違いで違うものになっていくものなので、先生方御自分で工夫を重ねるだろう。

さて、完成したものを見るのは簡単だが、作るのはいやもう本当に大変だった・・・。ワークショップ自体の準備と同時に、こちらの準備も同時進行で進むことになり、時間もせまっているのにせっせとスキャニングしたりと、自分の姿が悲しかった。もうちょっと普段からこまめにデータを整理しておかなきゃと痛感する。

なお、目次をつくった段階では第11章まで構想していたのだが、予想以上の仕事量に、2年生向けのグラフィックデザインの講義でやっている内容の1~3章だけで力尽きてしまった。(ここまでで、もう57P)とりあえず、ということで視覚伝達デザイン編ということで第一巻としてまとめた。

デザインはKさんが全部引き受けてくれ、ゼロからIndesignを覚えて約60ページをレイアウトしてくれた。(いろいろ注文付けてしまい、申し訳ない)そして研究室のみんなが手分けしてせっせと印刷・リング穴開け・製本作業をしてくれた。レーザプリンタが思うように動かず進行が予想以上に遅れたが、なんとワークショップが終了する17時頃に今回の人数宇分の製本が完了し、滑り込みセーフで配布完了。僕からデータ渡してから、ここまでわずか4日。時間との戦いに相当疲労したと思いますが、みんなに感謝!

内容やクオリティについては、急ぎ仕事だったせいもあり、僕もKさんもやり残した事だらけで悔しいが、とりあえず一段落としよう。
綴じられた冊子をパラパラと眺めていると、課題に立ち向かう過去の学生らの苦闘が見えるようでなかなか感慨深い。いつのまにか参考作品もたまったなー。教育活動はこういう機会にまとめない限り、蒸発して消えていく一方なのかも。そう考えるとこの情報教育のプロジェクトに感謝しなければ。


事例集はウェブで公開する方が人目に触れるとは思うのだけど、履修中の学生にはあんまり安易に回答例を見られたくないんだよね・・・。(ググって見つけるのではなく、答えは自分の頭の中で生成しなきゃ)

ちなみに、現在この世に30部ほどしかない手製本ですが、もし入手を希望される方がいらっしゃいましたら、追加発行するかもしれません。



IMGP4203.jpg報告が遅くなりましたが、月曜日の午後に開かれた情報教育関係者向けワークショップ「体験!情報デザイン」が無事に終了しました。参加者の皆様、暑い中、生田の山の上までご来場いただきありがとうございました。あちこち粗だらけで泥縄状態の設計でしたが、積極的に課題に参加して頂いたお陰でなんとか進めることが出来たと思います。自分としても先生方を対象にワークショップを行うのは始めての体験で、皆様から頂いたご意見はとても貴重な勉強になりました。


さて、マウスの使いすぎで痛めた手首の腱鞘炎も治ってきたので、主催側としてのリフレクションをしておかねば。今回のワークショップは、授業への展開を考えて90分の2本だて。そもそもそのボリューム枠は自分で言い出した事ながら、いざ課題を考えてみると組み立てがどうもしっくりこず、土壇場まで悩み倒してしまった。ネタをゼロから考えるのは、毎度ながら本当に頭を使う・・・。


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