September 2008アーカイブ

時間展
慶応SFC安村研/2008年9月11日 (木) 〜 13日 (土) 11:00 〜 18:00
Gallery Casa Tana(自由が丘)

#佐藤雅彦トークセッションの申し込みに滑り込みセーフ。

via 観察と記述

アーバンコンピューティングシンポジウム
 2008年9月17日(水) 14:00〜17:00 
 パナソニックセンター東京 ホール

#申し込みが多く、席が増えたようです。
 3年のyasui君と一緒に行く予定ですが、他にも同行希望者いたらよろしく。




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 中古で買ったまま長らく放置していた「Disguised -a true story-」 by Pat Moore(1985)を読んだ。最初原書を買ったものの、直後に邦訳も出ていることを知ったので、時間短縮のためにそっちで済ませることにする。読みやすい文章だったので、仕事合間の2時間程度で読了。

 この本は、1980年頃、当時26歳のある若い女性プロダクトデザイナーが85歳の老人に変装し、アメリカの街の中をフィールドワークしたというドキュメントで、参与観察の手法による「ニーズ探索」の先駆的とり組みとして知られる。現在インクルーシブ・デザインのワークショップで広まっている、インスタントシニア体験の源流とも言える。

 一般書なので、その活動の中での人々とのふれあいなどのエピソードが多く、あまり研究内容に突っ込んだ記述はされてないのがちょっと残念ながら、デザインがめざすべき答えへ、体張って果敢に取り組む真摯な姿勢には心を打たれた。
変装、と一言でいっても、ちょっと服や髪を変えて誤魔化すのではなく、眼の光を濁らすために眼球にベビーオイルを垂らし、歯を汚すために油性クレヨンで塗り、強烈な肌荒れと戦いながらもラテックスで特殊メイクをしたり、など全身くまなく加齢させる徹底ぶり。誰から見ても老人になりきり、ムーアは街へと出て行く。そして3年間にわたり、全米で100以上の街で老人目線で彼らの行動や人々の対応の様子を調査したという。

社会学的な問題へと視点を広げつつ、共同体に生きる人間どうしの関わり合いのかたちを突き止めようと入り込んでいく過程には、強く引き込まれた。今でこそアプローチとしてねらい所が分かるけど、当時は理解してくれる人も少なかっただろうに。その先駆的なデザインに対する考え方に、脱帽。


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札幌市立大学デザイン学部の主催で行われた、「With:情報デザイン交流会」にゲスト参加してきた。つい先日開学したばかりに思えるこの大学も、月日が経ち一期生がもう3年生になっているそう。まだまだカリキュラムやイベント等もいろいろ試行中とのことで、他大学の存在を意識する機会は少ないらしく、今回は近く(?)のはこだて未来大との交流等を通してお互いの志気を高めよう、という初の試み。なんで僕がそこにいるのかは自分でもよく分からないが、札幌市立大にはとても興味があったので福田先生のお誘いに二つ返事で行くことにした。なんせこの学生達はコンテンツデザインコースの学生達だ。名称的にも親近感が湧く。

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2泊3日で青森と仙台へ、のんびりと旅行してみる。 夏の終わり間際、紅葉もしてない季節ながら、なかなか東北らしい景色を楽しめた。南国育ちの人間としては、北の文化は珍しくて新鮮だ。忙しい都会で生きていると、ゆっくりした時間の流れ方にはハッとさせられる。
というわけで、見てきた場所を手短にメモ。

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