February 2009アーカイブ

4月〜6月に、「毛皮のマリー」の公演があるようです。
チケットは既に発売されてますので空きがあるか難しいかも知れませんが、興味を持たれた方はお早めに。


昨年度のインプロビゼーション・ワークショップでお世話になった倉持さんが出演されます。「毛皮のマリー」は、2001 年以来の久々の公演。あの舞台のときは相当に衝撃受けたっけな。
美輪明宏のお年を考えても、こんな機会は今後もう何度もないでしょう。
劇団天井桟敷を見に行けなかった世代としては、ここで歴史を目撃しておかねば。楽しみです。


■毛皮のマリー
公演日程 2009年4月1日(水)〜 5月10日(日)
場所 パルコ劇場
作 寺山修司
演出・美術 美輪明宏
出演 美輪明宏 吉村卓也(新人)
麿 赤兒 若松武史 菊池隆則 日野利彦 マメ山田 江上真悟 倉持一裕 他

天井棧敷『見世物の復権』の復権!

寺山修司が美輪明宏に書いた 1967年初演の伝説的名作。

2001年上演で実現した美輪明宏演出。

寺山修司・ハツ親子を実際に知る美輪明宏でしか紡ぎえない演出。

物語は、擬古典的に装われた贅沢な一室で繰り広げられる。

日本一ゴージャスな美貌の男娼 毛皮のマリー

応接間の大草原を捕虫網片手に蝶を追いかける絶世の美少年・欣也。

この親子の壮絶な近親愛と近親憎悪の物語。

詩人の夢の世界のような物語。

この"はかなくも妖しく哀しい物語"が

頽廃美あふれるゴージャスにして魅惑的な世界として描かれる。

日本一ゴージャスな男娼のマリーに、わが子以上に過保護に可愛がられ、

外の世界を知らず育てられた美少年の欣也の前に、誘惑を企てる美少女。

そして、欣也の見たこともない未知の世界へと誘うのだが・・・

耽美・エロ・グロ・ロマンなど、視覚的に感覚的に、さまざまな要素を

ちりばめながら、家族のあり方や生きることの意味を描いており、

また、母性の欠如、家族の崩壊が問われる

現代にも通じる普遍的なテーマを持つ作品。





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ETV特集
目覚めよ身体,感覚の宇宙
~メディアアーティスト岩井俊雄の特別授業
』 NHK教育 
2月15日(日)22:00~23:30
                                      

デジタル技術を駆使した斬新な芸術表現で知られるメディアアーティスト・岩井俊雄。彼が今、子どもたちと一緒に楽しめる手作りのおもちゃに夢中になっている。一体なぜ?

じ つは近年、彼はある危惧(ぐ)を抱き始めたという。パソコンなどのハイテクを使うことと、手や身体を動かして物を作ること。現代社会では両者が完全に分離 し、子どもたちにとっての「現実感」が見失われつつあるのではないか? 今回彼は、自身の娘が通う小学校で「物作りからデジタルへの架け橋」をテーマに特別授業を開催。子どもたちは、岩井直伝の実験や工作を通して、映像メディ アやデジタル技術の基本的な仕組みに触れ、遊び心あふれるオリジナル・アートを作り上げてゆく。

見て、聞いて、触れて、作って楽しい、新しいメディアの授業。岩井俊雄のおもちゃ作りは、子どもたちの五感の宇宙から、新たな「現実感」を呼び起こすことができるか?


展覧会情報

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学生からも要望があったので、この春の卒展情報、展覧会情報をまとめてみます。
僕が行きたいな、と考えているところを中心にしてます。全部行けるわけではないですが。
日付順です。

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卒展他、学生展示会
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多摩美上野毛デザイン展(造形表現学部、大学院)
2月13日(金)〜15日 多摩美上野毛キャンパス

慶応SFC 稲蔭研imgl Collection 2009 -有頂展-
2月17日 代官山SPEAK FOR

日大芸術学部卒展
2月17日〜26日 日大法科大学院1Fアートプラザ( 御茶ノ水)

東京工芸大芸術学部卒展
2月20日(金)〜22日(日) 六本木アカデミーヒルズ

千葉工大デザイン科学科卒展
2月20日(金)〜22日(日)津田沼キャンパス

■横浜デジタルアーツ卒業制作・進級制作展2009
2月26日(木)〜3月1日(日)みなとみらいギャラリー


千葉大学工学部デザイン工学科意匠系 2008年度卒業研究・制作展 意匠展
2009年2月27日(金)〜3月2日(月) 六本木AXIS ギャラリー
※プロダクト系では昔から名門ですが、ウェブサイトも凝ってますね。今年一番行ってみたいところ。

多摩美グラフィックデザイン学科卒業制作作品展2009 WOW
2月28日(土)~3月1日(日) 原宿クエストホール、ラフォーレミュージアム原宿

武蔵野美大視覚伝達デザイン学科 side contact 2009
2009年3月4日(水)〜15日(日)The Artcomplex Center of Tokyo
※去年、ここのは半端無く完成度の高いものが多かったです。今年も楽しみ。

多摩美生産デザインプロダクトデザイン専攻卒展
3月6日(金)~3月8日(日)MODAPOLITICA (表参道)

多摩美情報デザインコース卒展「apartment」
3月6日(金)~3月8日(日)原宿クエストホール

武蔵工大小池研×専修大上平研卒展「TAKE OFF」
3月6日(金)~3月8日(日)BankArt StudioNYK
※みなさん、どうぞよろしくお願いします。(会場を訂正しました)


多摩美情報デザインコース1〜3年学外展「できごとのかたち2009」
3月7日(土)~3月8日(日)六本木AXIS ギャラリー


多摩美情報芸術コース卒展「進芸術X」
3月13日(金)~3月15日(日) 横浜赤レンガ倉庫

千葉工業大学 デザイン科学フォーラム2009 学生作品選抜展
3月13日(金)〜15日(日)代官山ヒルサイドテラスアネックスA棟

その他、定番ながらJDN 卒展特集2009に多数掲載されています。
あと、こういうサイトを発見。こちらにも多数登録されていますので、参考までに。
学・展2009:全国の美術系学校制作展情報|クリッピン・ジャム


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学会、研究会、セミナー他
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東京大学 現代GP シンポジウム 2009 -アクティブラーニングのための学習空間を創る-
2月20日 東大駒場キャンパス
※早々と申し込んでいたのですが、この日はちょっと難しそうってことでやむなくキャンセル・・・。

インタラクション2009
3月5日、6日 学術総合センター(神保町)
毎年インタラクティブ発表が盛り上がります。参加料高いけど情報系の研究の現状を知る意味でお勧め。
昨年度山下研の佐久間さんがポスター発表にエントリーしていますね。

MEET成果報告シンポジウム - 『変貌する大学教育の現場 アクティブラーニングの未来』
3月4日(水) 13:00〜17:10 東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホール
※望月先生の所属されている組織のシンポジウム。久々に楠見先生に会いに行くため速攻で申し込んだ。


情報処理学会全国大会
3月10日〜12日 立命館大びわこ・くさつキャンパス
行きたいけど、今回はちょっとタイミング悪いな・・・。

ヒューマンインタフェース学会研究会
「インタラクションのデザインと評価」

3月10日、11 日 筑波技術大学



第3回情報デザインフォーラム
3月27日 千葉工大津田沼キャンパス
なんと今回のフォーラムでは、増井俊之さんにお話しいただけることになりました。
学生諸君は無料ですので、是非申し込みましょう。



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その他展覧会情報
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テオ・ヤンセン展
1月17日(土)〜4月12日(日)日比谷パティオ
あの巨大な構造物にそそられます。

Helvetica forever: Story of a Typeface ヘルベチカ展
2月5日(木)〜2月28日(土)  銀座ggg
なんか、またもやヘルベチカの展覧会が。

Tokyo Art Beatにたくさん載ってますので、面白そうなものがあったら行くべし。

学生へ:休み期間にたくさん見てまわるのはいいことですが、それだけで勉強した気になっては本末転倒です。消化不良には気をつけてください。




metro.jpg
地下鉄で配布しているフリーペーパーで、サイン・デザイン・インパクトという特集をしている。こういう普通のフリーペーパーで取り上げられるのはとても喜ばしいこと。わずか6ページだけど、結構濃くて素晴らしい。ピクトグラムの歴史を遡って江戸時代の看板の解説や、佐藤卓のインタビュー等も掲載。興味のある人は拾ってみましょう。

ちなみに、一瞬、メトロミニッツかと思ったら、メトロポリターナという別のものだった。
特集を教えてくれたフリーペーパマニアの人によると、メトロなんとかってのはなんと8種類もあるらしい・・・。


掲載されていた情報より。
佐藤 卓 展 Taku Sato exhibition
2.2(月) − 2.14(土) 期間中無休 12:00 - 19:00 / final day 17:00
BF1 巷房・2 & BF1 巷房階段下 にても同時開催

記事メモ。

ユーザーエクスペリエンスデザイン成果物リスト (IA Spectrum)
シロクマ本やアンビエントファインダビリティを書いたPeter Morvilleによる記事の和訳。
各コンポーネントとそれが繋がれていくトレジャーマップを見ていて、うーむ、山崎先生が情報デザインフォーラムの教科書会議の際言っておられたことに近いと思った。


ne17.jpg
先日、話題になったハンディカムのプロモーションサイト「Cam with me」を見ていた時に、ふと気付かされたこと。画面をクリックして撮影したその瞬間は部屋の中のありふれたショットだったりして「こんな他愛のない映像撮っちゃったよ」って感じたものでも、最後のエンディングでムービーに特別なものとして仕上げられた時に、誰もが「撮っておいて良かった」とつい涙腺をゆるませられてしまう。そんな記憶に残りにくい日常的な場面にこそ、実は記録することの重みがあるのかもしれない。

だれもが、飲み会や旅行の集合写真はあっても、端末室で机を並べてせっせと勉強している時の写真は少ない。殺伐とした〆切前の雰囲気も、過ぎればもう過去のこと。人生は早いね。

#怒られそうなので加工してみた。

後期の日程は終わって大学はガラガラになったけど、うちの4年生はみんな3月の学外展に向けて頑張っている。人間、数日怠けるだけで勘は狂っていくものだし、気持ちを持続していくことが大事なことだと思う。ちょっとでも良いものにしていこうとする諦めない姿勢は、春からの新しい仕事にも必ず繋がっていくだろう。

そういえば自分も卒業式の早朝にまで必死こいてコンペに間に合わせるために絵を描いていたなぁ。アクリル絵の具の飛沫がつきまくった革靴をしばらく履いていたっけ。才能がないって痛感してたからこそ、負けたくなくて人が遊んでいる時も必死で努力していたような。



さて、「記録」繋がりで思い出したが、下の写真は、3年ほど前に学生時代にお世話になった先生の退官記念パーティで見たもの。友人のアルバムから拝借。

g13.jpg研究室のミーティング用テーブルとイスを新調した。部屋が明るくなるよう、白くてスッキリとした奴。ところが、材質が固く冷たいせいで座る人の尻がじんわりと冷え、そしてイスの方は(雨降ると特に)学生らのジーンズの色が付着し、また金具でキズだらけになるという、お互いにとってミスマッチで悲しい出会いになってしまった。ここ何年も欲しい欲しいと思ってようやく予算をもらって実行したのに、僕以外、座る人もイスも幸せになってないってのは一体どういうことだ。

人間中心設計的には、ユーザの利用状況(Context of Use)の把握を怠ったって話だよな、なんて思いながら、そういえばここのところちょっと気になっていることを思い出した。人間中心設計って、通常、円環のモデルで語られる事が多いけど、順列プロセスである必要ってどのくらいあるんだろうか。

ISO13407 では人間中心設計プロセスとして次の4つのプロセスを定義している。
1、利用の状況の把握と明示
2、ユーザと組織の要求事項の明示
3、設計による解決案の作成
4、要求事項に対する設計の評価

図に示すように、これらの活動を目標達成まで繰り返し行うことにより、人間中心設計が確保される。なお、ここで図の見方について注意しておかなければならないことがある。図では各プロセスが時計回りに順に実施されることを規定しているように読み取れるが、それはISO13407の意図しているものの一つではあるが、全てではない。ISO13407が規定していることはあくまで4つのプロセスの必要性であり、それを図の順序で組み立てるということではない。

このプロセスの組み立て方(これを"プロセス構築の方法論"という)は、製品の種類、製品のライフサイクル、企業の組織・文化に依存するものであり、その依存の度合いにより多様な形態があり得るものである。したがってISO13407の導入を検討する企業は、その企業の現状を十分に把握した上で自社にあったかたちで4つのプロセスを組み入れることが求められる。

ISO13407が分かる本 (P41)黒須正明他

HCDとしては順列は必須ではなく、いろんな形があり得るとされているようだ。だからプログラミング能力がある場合には、たたき台のシステムを作ったうえで利用状況を調査し、そのなかで潜在的なニーズを発見するということだってできるわけだが、そういうアジャイル的なやり方ってのも含まれることになる。


■インタラクションデザインのコンポーネント
どんなデザイン開発にも必要な作業があるが、次の5つは革新的デザインのための核となる。
1、理解(解説略)
2、抽象化(解説略)
3、構造化(解説略)
4、表現(解説略)
5、ディティール(解説略)

この5つのプロセスは必ずしもこの順番通りに進むというわけではない。デザイナーの作業はひとつを始めれば次に飛び火するといったように順不動に行われる。たとえば情報の構造化を考えている時にはテキストはどの程度入るか、あるいは特にこの情報に関するユーザがもっとも本能的にインタラクトするやり方はなにかを、デザイナーは同時に考えるだろう。
<中略>
つまりインタラクションデザインの実践に際しては情報に基づいた本能(勘)が原理と同じぐらい重要であり、オスモシス(技能や価値を主に本能的に会得していくこと)は情報の移行を現実通りに捉えるのと同じなくらいインタラクションデザインの教育にとって大切なのである。

「アーティスト・デザイナーの役割」ギリアン・クランプトン・スミス 
  「ソフトウェアの達人たち 認知科学からのアプローチ」(P46)より
インタラクションデザインの教育方法を確立した第一人者であるギリアンも、順列が必須とは言ってない。この辺は基本的な話なのだけど、誤解されやすいかも。自分の組織(教育含む)に適用していくためには、プロセスの入り口を柔軟に考えていく必要がありそうなので、ちょいとメモ。進め方は目的に従属するものだし、学部の特徴や教育スタイルによっていくらでも展開方法はあり得るのだろう。生身の人間として必要な「勘」を鍛えるという基本は忘れないようにしたい。


lx3.jpg
最近、LX3を首にさげていると、よく興味を示されます。
このデジカメ、画質がかなりいいのに加えて広角(24mm)がなかなか面白いのです。写真は先日開催されたAdobe MAXの会場風景。

去年はかなり一眼レフの単焦点レンズにはまっていたのに、このカメラ買ってから段々使わなくなってきた・・・。

岡田栄造氏も買われたそうです。

僕は、このレビューでLX3を知り、このレビューで激しく背中を押されました。最安値4万ぐらいで買えます。

不満、といえばレンズキャップの付け外しが必要なのと、広角ズームのデメリットとして起動するたびにデフォルトの24mmから35mmぐらいに合わせるのが面倒ぐらいかな。

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仕事の合間をぬって秋葉原まで、はこだて未来大3年生のプロジェクト学習の発表会を見に行ってきた。函館会場、札幌会場に続いての今回の東京での発表ってことで、学生も場数を踏んでいるようでプレゼンも非常に落ち着いている。こちらの大学では教員がテーマを提案するので昨年度と同じテーマも多いが、その分指導もポイントが押さえられている印象がある。成果物も安定しているのは、調査から開発、評価、発表のマイルストーンがきっちりと押さえられ、かつプロジェクト学習でのゴールがしっかりと設定されているからなのだろう。

今回、考えさせられたのは、そのゴールが学生らの4年間の中でのひとつの中間地点でしかないことを学生らも自覚しているようで、地に足の着いた学びの見取図の広さを感じさせるところ。就活と平行しながらもアウェーの東京まで乗り込み、かつこれから4年に向けて卒業研究に取りかかる、というのはそれなりにヘビーな日々であるとおもうのだけど、そんな中でも根を上げないで仕事をこなして行きそうな余裕を感じさせるのがいいね。中の人には「そんなこと無いよ!」ってつっこみが入りそうだが、あの安定感は普段の学習や研究に対する学部全体の意識の高さに裏付けられているんだろう、と思った。

そういえば、寺沢先生が指導しているインタラクションデザインゼミの学生達だって、あれだけの自主研究をやっている傍らでこのプロジェクト学習を同時進行でやっていたのだ。

うちの3年生たちも12月のプロジェクトのゴール程度で燃え尽きてないで、個人力を伸ばそうとする気概をもって欲しいんだけどな。(今後に期待します)

未来大のみなさんは、13:00〜15:30の短い発表を終え、30分で搬出して夕方の飛行機に乗って北海道に帰っていかれた模様。お疲れ様です。

chalie.jpg
読む時間が出来たので、先日Amazonで購入した「チャーリー式100Q/100A 悩み方を考える超・人生相談」を読んだ。
上はお年寄りから下は中学生まで、いろんな年代の人々の現代的な悩み(?)が次々と出題され、それに対して鈴木謙介氏が社会学的な見方を駆使しながら一緒に悩んでいくって内容で、問題意識の生っぽさと真摯な応答がなかなか面白い。Chalie氏と(聞き手の)荻上チキ氏の掛け合いも絶妙だ。
表面的かつ個人的な「悩みごと」ってのも、いろいろな位置づけを解釈していけば、実は構造的な問題が隠れているもので、これまで繋がってなかった点と点をつながりを示されることで、なるほどねぇ、そういう見方もあったか、と納得されられる。相変わらずシャープですね。

本文より。Chalieというニックネームの由来が明かされる場面。
--チャップリンのどこに惹かれたんですか?
 『チャーリー』が公開される前からもともと好きでね。初期の頃の喜劇からメロドラマまで、映画としても俳優としても好きだった。でも中でも一番心に残っているのが、『独裁者』での最後のアツい演説の中に出てくる「To those who can hear me, I say "Do not despair".」というフレーズ。「この声を聴く人よ、絶望してはならない」と。中学生の頃に知ったそのフレーズだけ、強烈に覚えていたんだ。
 このフレーズは今の自分にも繋がっていると思う。やっぱり誰かを目の前にしたときには、できるだけ希望を語りたいじゃない。道化を演じながらも "Do not despair"と胸を張って言えるかどうかを自分に問いたい。そういう意味で、自分にとってだけ意味のある名前だったんだよね。
うーん、やっぱりこれが一番印象に残ったな。
自分もそうありたいものです。デザイン行為だって、きっと "希望"なのだから。

写真は先日の2年生の演習発表会の打ち上げ時のもの。発売されたばかりのこの本にサインしてもらっている、アシスタントのH君。chalieさん、お忙しい中、2年間の非常勤お疲れ様でした。切れ味のいい講評コメントは勉強になりました。

参考リンク:鈴木謙介インタビュー
山のような学務や事務手続きの書類が昨日でなんとか一段落し、気がつけば今日から春休み。嗚呼、本年度も早かった。・・・とはいえ、後回しにして溜まってしまっている仕事も多いので、これから二ヶ月が自分との勝負となる。集中して研究モードにもっていかねば。息抜き程度に、ぼちぼちブログも再開していきます。


メインマシンのMacBookProが修理から帰ってきた。

先日、不慮の事態でキーボードにジュースをこぼしてしまったのだが、さらに運の悪いことに炭酸の甘い奴だったせいで、時間が経つにつれ糖分の粘りが出るように。最近は、メールなど書いたりすると、バリバリッ・・・バリバリッ・・・と、近くにいる人が「ヒィィ!!」と叫ぶぐらい気持ちの悪いキータッチの音が響いていた。なんとか動作はしていたのだけど、どうやら時間が経つと腐食でやがて壊れていくらしいと聞き、やむなく銀座のAppleStoreに持ち込んだ。150円のジュースの飛沫のせいで、2万近くが飛ぶというのは、実に痛い。

ジーニアスバーにて。なんだか眠そうな顔をしたスタッフが応対する。
「修理には一週間ほどお預かりするかたちになりますねぇ」
「うーん、1週間も仕事できないってのは、それは困る。非常に困る。だいたいキーボードの交換だけならそんなかかるはずないでしょうし、もっと短くなりません?」
「お待ちのお客様もたくさんいらっしゃいますし・・・」
「そこをなんとか」
「うーん・・・」
「じゃ、作業予定日を教えてくださいよ。その前日の夜に持ち込みます」
と、ほとんどクレーマーのような強引さで1泊二日に縮めてもらった。

ホッとしていると、シリアル番号を探しながらノートPCの裏に貼られた大学の備品シールを発見したスタッフ、
「あれ、お客さん、専大の先生なんですか?」
「あ、はぁ」
「私、情管(経営学部情報管理学科、我々の学部の前身)の卒業生です。T先生のゼミでした」

まさかAppleStoreにも卒業生が居るとは。
瞬時に我に返る。クレーマーもどきの客で誠に申し訳ない。

で、修理の受け取りの時に、そのスタッフの言った言葉が今日のエントリのタイトル。
そんなことを、わざわざポエムっぽい口調で嬉しそうに言わんでよろしい。

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