TAKE OFF終了!

ちょっと遅くなりましたが、ご報告。
小池研・上平研合同卒業制作展が無事終了しました。ご来場下さいました皆様、誠に有り難うございました。稚拙な成果ではありましたが、多くの方に来ていただいて感謝の限りです。ご挨拶できなかった方にはお詫びいたします。
そして作品を出展した小池研・上平研のみなさんお疲れ様でした。今回の展示は近くて遠い両校にとって初の試みってことで、実に大きな一歩だったと思います。我々教員にとっても大変いい経験になりました。そもそもといえば、情報デザインフォーラムという小さな接点があったからこそ行われたことでもあり、対談に協力してくださったメンバーの吉橋先生、浅野先生にも感謝いたします。
こういった展示プロジェクトでは展示する成果物がメインなのは言うまでもないですが、よく問題になるのはむしろ会場の準備のもろもろで、その辺に関しては少ない人数の中、全員総掛かりでよく頑張ったと思います。自分の研究の成果物に加えてパネルを作り、それと並行して会場設営のプランをねったりパンフを準備したりと、お客さんにはあまり見えない部分で相当に学生らは協同作業をしていました。(遠隔コラボレーションには武蔵工大で使ってきたNOTAが活躍)
この大変さは実際にやった人にしかわからないですよね。いろいろとトラブルもあったようですが、乗り越えた今となっては学生時代の得難い経験となったのだと思います。3年のプロジェクトという苦難を乗り越えたはずの専大の学生は、基本的な連絡のやりとりにルーズさが出たり、武蔵工大の学生の仕事の段取りの良さを痛感したりしたらしい(苦笑)ですが、向こうは責任感にせよコミュニティにせよ、普段から同学年同士でのグループワークだけで閉じてないってことが大きいのでしょう。自分らに足りないことがわかっただけでも大きいのでは。この辺は組織としての力でもあるので教員としても大きな課題です。
2年前の初夏のこと、小池研のみなさんが専大を訪問してきたときには、みんな初対面で緊張していたことを覚えてますが( kamihira_logの 記録、小池先生の記録)、あの時会わせた学生らがその後ここまで濃い日々を過ごすとは、あのときには誰も知るよしもなかったことです。それが今回の打ち上げのとき、両校の学生が仲良く混じり合って無事に一仕事やり遂げた達成感を味わっていたのが印象的でした。
以下は上平研について。
各人が進める個人プロジェクトとして、ゼロから自分で考えて出来るところまでカタチにしていくことを課している卒業制作でしたが、みんな答えに悩みながらも逃げずに(いや、逃げられずに)必死でテーマに向き合っただけあって、全員一年で遙かに成長しているのがよくわかります。
失敗しようが人に面白くないといわれようが、すべてのことはやってみなきゃ何もわからないわけで、その意味ではみんな現時点の自分なりのベストな答えを出したのだと思います。卒業制作はお金もらっている仕事ではないのだから、自分と心中しても十分なのです。ただし、作品は良くも悪くもそのときの自分を映す鏡のようなもので、ダメさはそこでちゃんと認めなければなりません。次にもっといい答えを出すためには失敗を繰り返しながら、地道に自分をバージョンアップしていくしかないのですね。
ちなみに、僕が心から嬉しかったのは、みんな展示の終了がゴールとはとても思えないようで、片付けが終わった後でも自分の活動を問い続け、新しく気づくことを繰り返し続けていたところ。そう思える気持ちが4年間の学びの財産です。学びはこれからも一生つづくのだから。「気づき」は決して単発で生まれるものではなく、全部、血肉振り絞って得た経験と分かちがたく繋がっていることを覚えておいて欲しいと思います。1月の発表会後、このままでは終われないと、毎日みんな大学に深夜まで残って制作したことで、メンバーの関係も濃くなったよね。強いて言えばもっと早くから火が付けばいいのに。でも、いつの日かそんな日々を思い出として語り合える日が来るでしょう。
この合同展示会は、たぶん最初で最後になるかと思いますが、参加した小池研・上平研のみんなが卒業後に自分の羽で飛びつづけるための見事な離陸( TAKE OFF)だったと思います。あまり力になれませんでしたが、「さらば」と地上から手を振ってみなさんを見送ります。
卒制の「ほんとうの価値」は、やったひとだけが、後からじわじわと感じることができるのだと思います。
<中略>
卒制でできあがったものが成功か失敗か、あるいは、先生や他人からどんな評価を受けたかは、個人の「学び」の面から見れば、実はそれほど重要なことではな いのです。卒制のほんとうの成果や意味や価値は、自分から進んで体験し、本気で取り組んだ本人だけが知ることができ、味わえるものだと思います。(^^)
yoshihashi 2007.1.27
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行けなくて残念。。。
おつかれさまでした!
おっと、それではまたこんどよろしくお願い申し上げます。
別件、いろいろ迷惑をかけるかもしれませんが、どうぞよろしく。