宇宙のスケールを学ぶ
月曜の早朝、近くの小学校を訪問。コースの2年生らが前期演習で科学教材のデザインに取り組んできた成果の発表である。今年のテーマは「宇宙」。ポピュラーなテーマゆえに優れた前例も多いので、当初はちょっと心配だったが、学生らのパワーでなかなか面白いコンテンツが沢山生まれた。
ガヤガヤと入り乱れての学習タイム。この課題には、コンピュータとモデルの長所をうまく補完させあって知識を深めていくものという条件がある。モデルは卓上サイズのものから1m立法以上まで、工夫を凝らした力作がいろいろ発表されていた。その中でも変わった作風だったのが下のチーム。なんと校庭をつかって発表。

この赤い20面体は太陽のモチーフだそうで、そこから長い紐が出ている。
紐の先端には、取っ手があり、その近くに小さなビー玉ぐらいの大きさの青い球体がついている。これが地球。写真では見えないが、すぐ近くには大豆ぐらいの大きさの月もある。太陽と地球の大きさの比率は109倍あって、それを縮小して行くと、実に先の赤い20面体とこの青い玉くらいの差になるそう。そしてそこからでている紐の長さは、その縮尺で地球と太陽の離れている距離(実寸にしておよそ1億5千万km)を表すという。
紐を持って走ると・・・延びる延びる!
そのままグランドの端まで到着。およそ118m。スケールを縮小しても数字だけではさっぱりわからないが変換して実体化させることで、ちょっとだけ宇宙のスケールの大きさとして捉えてみることができるという教材。シンプルに伝えるというアイデアがよい。普段住んでいる大きな地球がこんな小ささだとして、それでもこれだけ離れているという想像力を必要とする一風変わった体験に、子供達も楽しんでいたようだ。どうでもいいが、K君のキメポーズは格好いいな。まるでシャアのようだ。
発表当日にちゃんと青空になって何よりだが、その後彼らはあの炎天下の中、一体何往復したのだろう。
大学から小学校まで、あんなバカでかいモノを担いで来た甲斐ありましたね。2年生のみなさんお疲れ様でした。
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