TaikenMarker|No.2→3|京セラ社講演とインタビュー調査の実践
月曜日の2年生のCD総合演習の第3回は、ひき続き問題発見のための調査フェーズ。初回のポートレイトワークショップからの分析とあわせて対象となる問題を理解するために、インタビュー調査と調査から得たデータの整理を行った。
世間は3連休だったようだが、ハッピーマンデーなんぞに従っていると月曜の授業日数が足りなくなってしまうため、大学は休日返上で授業日である。。
世間は3連休だったようだが、ハッピーマンデーなんぞに従っていると月曜の授業日数が足りなくなってしまうため、大学は休日返上で授業日である。。
まず4限の時間には、京セラ株式会社の渡辺さん、長谷川さんのお二人から、モバイル機器の開発プロセスについて講演して頂く。ある新製品を事例に、1年ほどに渡るさまざまなフェーズについて実例を交えながら詳細に解説してくださった。
5年ほど前にキャリアから提示された「他社製品に性能は負けてないはずなのに、なぜか最終的に選ばれてない」という各社ごとの調査結果に衝撃を受け、ユーザ中心設計を重視するようになったとの秘話など、なかなか聞けない貴重な話題も多く、とても興味深かった。特に学生らが目を輝かして見入っていたのは、たくさんの過去の機種のサンプルや開発途中のプロトタイプで、まず一般人は見ることができないケータイ開発の裏側に強いリアリティを感じていたよう。少人数ではもったいなかったな。
「実際の開発現場ではあらゆる制約がつきまとう。手法を使うにしても、なんでその手法をそこで使うのかの本質を押さえておくことが大事で、その上で幅広い視野と的確な判断能力をもった社会人になってほしい」と、最後に長谷川さんからのメッセージ。
渡辺さんからも学生へ激励の言葉が飛ぶ。業務のお時間を割いて多くの方が教育に協力してくださるのは誠に感謝の限りです。渡辺さん、長谷川さん、お休みの中駆けつけて頂いて有り難うございました。
その後、5限はインタビューデータの整理をする。
先週の夕方、グループ内でインタビューの練習をした時の模様。(写真提供:星野君)
実家から自分の10年ぐらい前の写真を持参させ、それを見ながら記録をとることや感情について探るための相互インタビューを行う。最初から高度なことは望めないので、とりあえず話を引き出して深めていくための「なぜなぜ5回」と「文脈的質問法」を簡単に紹介するぐらいに押さえて、まずはやってみてもらった。みんな目的をもって話を聞くというのは初めてらしく、ついつい思い出話の内容にスライドしてしまったり、話に間ができてしまったりで、深めていくのはなかなか難しかったようだ。

5年ほど前にキャリアから提示された「他社製品に性能は負けてないはずなのに、なぜか最終的に選ばれてない」という各社ごとの調査結果に衝撃を受け、ユーザ中心設計を重視するようになったとの秘話など、なかなか聞けない貴重な話題も多く、とても興味深かった。特に学生らが目を輝かして見入っていたのは、たくさんの過去の機種のサンプルや開発途中のプロトタイプで、まず一般人は見ることができないケータイ開発の裏側に強いリアリティを感じていたよう。少人数ではもったいなかったな。「実際の開発現場ではあらゆる制約がつきまとう。手法を使うにしても、なんでその手法をそこで使うのかの本質を押さえておくことが大事で、その上で幅広い視野と的確な判断能力をもった社会人になってほしい」と、最後に長谷川さんからのメッセージ。
渡辺さんからも学生へ激励の言葉が飛ぶ。業務のお時間を割いて多くの方が教育に協力してくださるのは誠に感謝の限りです。渡辺さん、長谷川さん、お休みの中駆けつけて頂いて有り難うございました。その後、5限はインタビューデータの整理をする。
先週の夕方、グループ内でインタビューの練習をした時の模様。(写真提供:星野君)実家から自分の10年ぐらい前の写真を持参させ、それを見ながら記録をとることや感情について探るための相互インタビューを行う。最初から高度なことは望めないので、とりあえず話を引き出して深めていくための「なぜなぜ5回」と「文脈的質問法」を簡単に紹介するぐらいに押さえて、まずはやってみてもらった。みんな目的をもって話を聞くというのは初めてらしく、ついつい思い出話の内容にスライドしてしまったり、話に間ができてしまったりで、深めていくのはなかなか難しかったようだ。

でも、大事な写真を前に対話する顔はみんな輝いている。シャッター押してくれた人の存在やまなざし、時間を隔てた気持ち/記憶の違いに気付いたかな。そして自分がマーキングしているものは一体なんだろう。
ペアでインタビューの練習した後で、「人はどんなことを/どんな風に記録しているか」「それにどんな意味があるのか」を調べるために、我々の学部以外の友人という条件で、2人以上にインタビューしてくるという課題を出した。
この週は台風で休講になってしまい、その影響でスケジュール調整に苦しんだ人も多かったが、なんとか調査をすませてきた。学生らの活動記録によると、はじめてのインタビュー実践はなかなか新鮮だったようだ。
この時間はインタビューして書き起こしてきたそのデータをポストイットに単位化し、個人毎にせっせと書き起こす。
今回はデータ整理用のシートを作ってみた。
A3用紙のヘッダ部分にインタビューイや日時などの管理情報。左側にプロファイル。(大学学部、年齢、出身、家族構成、居住形式、通学方法/時間、趣味、サークル、バイト、パソコンスキルの程度、携帯電話の機種、よく使うサービス/ウェブサイト等)
右側にインタビューで聞き出したデータ。ここはポストイットを並べたり組み替えたりできるようにフリースペースにする。
よく使うサービス/ウェブサイトの答えは、「twitter、はてな」と答える人から、「せいぜいGoogleぐらい」と答える人まで。幅広い。
書き終わったらグループ内で共有する。離れても見えるように、マジックで書くことは意外と大事。
そんなに沢山の人を調べた訳じゃないのに、なんだかこの1時間ほどで一気に集まったように見えるのは気のせいか。渡辺さんと長谷川さんも各グループを巡回しながらいろいろアドバイスくださいました。
ここまでで時間切れになったので、2軸マトリックスをつかった分布図まではたどりつけず。課外に大きな模造紙を使ってシートを配置させ、気付いたこと、わかったことなどを詳細にピックアップしておくように指示をだした。インタビュー時の個人個人の立ち位置から、ちょっと高いところに移動し俯瞰して見れればいいのだけど。
演習もだんだん進んできた。来週は「自分たちでやってみる」「人に話を聞く」ことから得た気づきを題材に集中して議論を行い、ミニプレゼンをする予定。学生達も休みボケは取れた頃だろうから、そろそろエンジン全開になって頂きたい。
ペアでインタビューの練習した後で、「人はどんなことを/どんな風に記録しているか」「それにどんな意味があるのか」を調べるために、我々の学部以外の友人という条件で、2人以上にインタビューしてくるという課題を出した。
この週は台風で休講になってしまい、その影響でスケジュール調整に苦しんだ人も多かったが、なんとか調査をすませてきた。学生らの活動記録によると、はじめてのインタビュー実践はなかなか新鮮だったようだ。
サークルメンバーに行ったが、知らない部分を知るいい機会になった。デジカメをかなり使う人、まったく使わない人で過去への思いが全く違ったのが意外だった。
授業内でのインタビューとは違って、最初から思い出話から少しずれた所で話が進んでいきました。なので、今まで感じたことのないような独特な空気が流れていました。この友人からこんな言葉が出てくるのか!と吃驚したり、面白かったり楽しい時間を過ごせました。
この時間はインタビューして書き起こしてきたそのデータをポストイットに単位化し、個人毎にせっせと書き起こす。今回はデータ整理用のシートを作ってみた。
A3用紙のヘッダ部分にインタビューイや日時などの管理情報。左側にプロファイル。(大学学部、年齢、出身、家族構成、居住形式、通学方法/時間、趣味、サークル、バイト、パソコンスキルの程度、携帯電話の機種、よく使うサービス/ウェブサイト等)
右側にインタビューで聞き出したデータ。ここはポストイットを並べたり組み替えたりできるようにフリースペースにする。
よく使うサービス/ウェブサイトの答えは、「twitter、はてな」と答える人から、「せいぜいGoogleぐらい」と答える人まで。幅広い。
書き終わったらグループ内で共有する。離れても見えるように、マジックで書くことは意外と大事。
そんなに沢山の人を調べた訳じゃないのに、なんだかこの1時間ほどで一気に集まったように見えるのは気のせいか。渡辺さんと長谷川さんも各グループを巡回しながらいろいろアドバイスくださいました。ここまでで時間切れになったので、2軸マトリックスをつかった分布図まではたどりつけず。課外に大きな模造紙を使ってシートを配置させ、気付いたこと、わかったことなどを詳細にピックアップしておくように指示をだした。インタビュー時の個人個人の立ち位置から、ちょっと高いところに移動し俯瞰して見れればいいのだけど。
演習もだんだん進んできた。来週は「自分たちでやってみる」「人に話を聞く」ことから得た気づきを題材に集中して議論を行い、ミニプレゼンをする予定。学生達も休みボケは取れた頃だろうから、そろそろエンジン全開になって頂きたい。
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