TaikenMarker|No.6→7|シャッフルディスカッション

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先週に続き、コンセプト立案フェーズ。自分たちのコンセプトを決めるために、この一週間はハードな議論を重ねたようだ。なんと7日間毎日グループワークを続けるチームまで。本気出したせいか、全チームがきっちりとたたき台となるシートをまとめて来た。翌週のプレゼンを控えて、この日の授業はコンセプトを対話によって磨いていくためのシャッフルディスカッションの回である。
シャッフルディスカッションの方法については、横浜デジタルアーツの浅野先生のブログに詳しいです。

情報デザイン研究室:シャッフルディスカッション

R0023507.jpgホワイトボードに概要とスケッチを描き、机の上にペルソナとシナリオをまとめたシートを並べて事前準備完了。お客さんが揃ったら丁寧に説明する。今回は他のグループから二人づつ来てもらい、10分を3セット繰り返すように設計してみた。

説明する側だけでなく、説明を受けた方も真剣に話を聞き、分からなかったことを質問する。こういったやりとりを含めてチーム全体で共有しつつ進めることがどうやら大事らしい。喋らないけれども、同じ輪の中にいる観察役・記録役も重要な役割を果たしている。

R0023504.jpg自分たちの説明をビデオで記録する班も。検証するための仕組みを自主的に作っているところがGood。

ところで、この日見学に来られた山下先生がシャッフルディスカッションの様子を見ていて、「ああ、ジグソー法みたいなものですね」との感想を話しておられた。

ジグソー法とは、協同学習を促すためにアロンソンによって編み出された方法である。1つの長い文章を3つの部分に切って、それぞれを3人グループの1人ず つが受け持って勉強する。それを持ち寄って互いに自分が勉強したところを紹介しあって、ジグソーパズルを解くように全体像を協力して浮かび上がらせる手法。
熊本大学教授システム学  基盤的教育論:折衷主義:学習科学とデザイン実験アプローチ>ジグソー法

最近、情報デザインフォーラム界隈で積極的に取り入れられているシャッフルディスカッションは、全く新しい方法というわけではく、似た手法は結構存在しているようだ。ワークショップメソッドの「ワールドカフェ」に、目的は違うが形式が似ているところがあるな、とは気付いたことがあったが、言われればたしかにジグソー法のような一面もある。実際、チームが混ざり合うことで、企画内容に関する議論だけではなくて、理解が不十分だった手法の知識(たとえばペルソナのエンドゴールとライフゴールの設定とか)までが補完されていくのが確認できた。ちょっと目から鱗。

演習後半の制作フェーズの方ではジグソーによる教え合いを数年前から意識していたけれども、協調的な学習方法ってのはいろんなところで繋がってくるのだな。

R0023523.jpg1セット目ではぎごちなかった議論も、3セット終わる頃には、見違えるほど洗練されてきているのが分かる。
終わったらグループが再び集合し、得たことをシェアする。やはり他者を通して語ってみることで、足りないことが明確になっていく。

R0023547.jpg急ピッチで再検討が始まる。立ち疲れて座り込んでも議論が終わらないの図。横にテーブルがあるのに・・・。

R0023546.jpgただ便利なだけではなく、使い続ける気持ちを起こさせることは一体何なのか、あるチームのホワイトボードには思わずこんなメモが。
いやホントに人間の心って難しい。

R0023563.jpg来週は中間プレゼンということで、だんだんと緊張感も高まる。授業の合間を縫って準備するために学生らはスケジューリングを始めている。

中間プレゼンは学内外問わず見学可能ですので、興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、お待ちしております。

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COMMENT(1)

允浩 :

中間プレゼンは学内外問わず見学可能ですので、興味をもたれた方がいらっしゃいましたら、お待ちしております。

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このページは、kamihiraがNovember 17, 2009 11:11 AMに書いたブログ記事です。

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