TaikenMarker|No.10→11|ガントチャートによるタスク管理,詳細プロトタイピング

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12月14日の演習。3年生のプロジェクト発表会も終わり、いよいよ冬も深まってきた。この日は、前週に課したガントチャートの確認から開始。
ガントチャートは、プロジェクト管理で使われる、作業計画を横型の棒グラフで示した工程管理図のこと。通常、縦軸に作業内容(タスク、アクティビティ)を、横軸に期間を取り、各作業/資源の所要期間を視覚的に示す。

R0023625.jpg学生のグループ課題といえども、細かくタスクを書き下し、各段階のアウトプット、担当、受け渡しの方法を決め、一覧化していくとこのように大きな表になる。基本的なことではあるが、こんな風にガントチャートを作っておくと、誰が何しているのか、自分はいつまでになにしなければならないかが一目瞭然になり、スケジュールの把握が行いやすくなる。

応用的な方法としては、Googleドキュメントのスプレッドシートで同じファイルに作業進捗を記入していくようにすれば、リアルタイムで反映されるので作業実施の完了や変更状況が即座に共有できるようになるが、とりあえず今回は各自が紙に逐次ペンで書き込んでいくことでOKとする。

R0023660.jpg履修生達はこれを作りながら、暦の上ではあと一月ぐらいあるように見えるけれども、冬休みや成人式の連休を入れていくと、ほとんど大学で作業時間を取ることはできないことに気づいたようで、みんな真っ青になったよう(笑) いや真っ青にさせるためにわざわざ作らせたのだけど。この演習終われば学生生活も折り返しなのだし、学生でいれる時間は刻々と減っていくので、もっと危機意識持った方がよろしい。

そして演習へ。この辺からコンピュータ上での詳細プロトタイプにうつっていく・・・はずだったが。

R0023643.jpg多くのチームがこの時間までに仕様上重要な問題点を埋めることができず、ペーパープロトタイプver.2の状態であれこれ悩んでいる。うーん、悩みすぎると抜け出せなくなるので、ちょっと危険な兆候だ。

R0023678.jpg画面遷移を書き出して議論。このチームは着眼点や考えていることのレベルは高いと思うのだけど、ジャストな表現として展開できずに苦しんでいるよう。頑張ってください。

R0023607.jpg5限。この日は京セラの渡辺さんが指導に来て下さいました。次週に控えたユーザビリティ評価の予告をしていたところ、即興で手持ちの資料を組み合わせて解説して下さることに。いつも有り難うございます。

R0023608.jpg作業を中断して熱心に聞く学生たち。評価方法の種類や製品開発の中での評価手法をコンパクトに紹介して頂き、学生達も今やっている初歩的なことが奥深い領域に繋がっていることをイメージできたと思う。実際の製品の評価例も座学での知識じゃなくて、今まさにやっているタイミングの中で聞くからこそますます貴重だ。こういう機会に感謝して吸収しないとね。

そしてこの日は、プロトタイピングの検討が続いてみんな居残り作業。全チーム帰ることなく熱気を保ったまま時間が進む。ハッと気がついたらいつの間にか21時を過ぎてしまい、慌てて終わらせた。3時間半も授業が延長するとは。

でも、みんな本気になっているのはいいことだ。残り時間に焦り始めただけじゃなくて、いま制作している成果物が自分たちの問題になった証左だろう。


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講師陣から度重なるダメ出しを受け、バトルロイヤル状態でトライ&エラーを繰り返すCチーム。チーム全員の手が入り乱れながらわっせわっせとパーツを動かす姿に、やっぱり頭で分かっている以上に身体はいろんなことを知っているんだな、と痛感。

インタラクションは一連の「動き」の中に存在しているからこそ、動かさなければ見えない。そして、動かしている場の約束事として、その場に生成される"時間"を共有している感覚を、「一体感」と呼ぶのかもしれない。

今のコンピュータワークのように人の力を使うことが減ってくるとなかなかそれは感じれないけれど、こんな風にときどき吃驚するような気配を感じた瞬間にその意味を考えさせられる。


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このページは、kamihiraがDecember 21, 2009 1:56 PMに書いたブログ記事です。

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