TaikenMarker|No.9→10|ペーパープロトタイピングによる画面UI検討

サボっててすみません。師走に入って忙殺されている間に記憶が飛びつつあるが(汗)、演習プロセスの連載第9回目。12月7日の2年生の演習は、ペーパプロトタイピングによる画面UI検討。
先週の時点ではなかなか修正案の議論がまとまらず、なかなか制作に移れないチームも多かった。しかし本当はむしろそういう時にこそ手を動かし、作りながら考える必要がある。作らないからこそ議論は空中化しがちなのだ。ペーパープロトタイピングはそんな状況を打開し、発想を生みやすくする方法でもある。
先週、「来週までにはver.1を必ず作って持ってくること」と課題にした結果、この日には全チームきっちりと作ってきた。
先週の時点ではなかなか修正案の議論がまとまらず、なかなか制作に移れないチームも多かった。しかし本当はむしろそういう時にこそ手を動かし、作りながら考える必要がある。作らないからこそ議論は空中化しがちなのだ。ペーパープロトタイピングはそんな状況を打開し、発想を生みやすくする方法でもある。
先週、「来週までにはver.1を必ず作って持ってくること」と課題にした結果、この日には全チームきっちりと作ってきた。
巨大なケータイ。ワラワラと動く沢山の手によってパーツを動かしながら画面を検討している。このチームが作ったケータイの本体部は操作部まで細かく書き込んであって面白いが、実はペーパープロトは最初からあまり作り込まないほうがいい。なぜならこの手法は、「サクッと作って」可視化して、「サクッと壊して」改良していくことが目的なので、キレイにつくってしまうことによって壊すことに抵抗感がでてしまうことも多いため。まぁこの場合画面の外はデザインの対象外なので問題ないのだけど。もしそっちを丁寧に作ることで時間が足りなくなるとすれば、本末転倒なことになってしまう。
もうひとつ、ペーパープロトの大事なこととして「なるべく原寸に近いサイズでつくる」というのもあるが、ケータイ画面の場合はパーツが小さくなってしまい、取り扱いが難しい。適度に共有できる大きさに拡大した方がプロトタイピングとしての効率がいいようだ。アウトプットの寸法については、詳細プロトに落とし込むときに再度確認する必要がある。
デスクトップガジェットとして成果物を作ろうとしているこのチームは、デスクトップ画面を大型プリンタで印刷したものを持参。こういう背景シートを下に敷いておくだけで重なったイメージがつかめて面白い。このチームの学生の活動記録より一部転載。
ペーパープロトタイプは、企画よりだいぶ楽しい。ペルソナとシナリオを作ったのだから、プロトタイピングで見えてきたものと、そのユーザの状況に必要なことを照らし合わせて要件を取捨選択していくことで、ブラッシュアップしていけるのではないでしょうか。グラフィックの細かいところがまとまりにくいというのはその通りですね。業務では分業化する場合にはデザイン言語を統一するガイドラインを作るという仕事があるのだけど、今回のように経験値が少ないメンバーで制作する場合は、メンバーだれかのテイストでまとめた方がいいでしょうね。
けど、理想や願望が入りすぎてしまい、こんなん実装でありえない!や、機能多すぎ!なことになりました。汗でも、実際作ってみて確実に盲点だったところを見ることができたり、みんなの考えのずれが明確になったりと大切な作業であることを感じました。
多分、この作業なしで実装に入ったら、またハチャメチャな事になっていた;;
ただ、6人という人数はそのシステムのデザインを決めるのには多いなと思いました。
話がまとまりにくいというか・・。
企画では意見がたくさんでて良いのだけれど、そのシステムのビジュアル面の細かいところはたくさんの人の意見が逆に大変だろうな・・と。良いな、と思う意見が多いんですよね。
だからどれも取り入れたくなってしまう。
でも、デザインは結局1つにしかならないので。
フレームと画面の遷移を検討する。
このチームは、画面遷移を繋げて見ることでユーザの導線を左右しているラベリングのと表示順の重要さに気づき、修正を繰り返している。
チマチマした細かいパーツを収納するための小箱。こういう細かい仕事は女の子が得意だ。
なお、この日は他クラスとの合同で学内発表会の場所決めミーティングも開かれた。普段はのんびりした雰囲気の10号館4Fホワイエが会場になる。学生達も自分たちのプレゼンエリアが決まったことで緊張感が高まってきたよう。
3年生アシスタントの二人も、発表に向けて力になってくれます。 プリンタ室にて、Y 君による大型プリンタとパネルの作り方のレクチャー。今年からパネルサイズはA1。でかさにビビる2年生。
Tさんによる年末年始スケジューリング指南。それぞれプロジェクト発表会の直前で忙しい最中ながら、経験を活かして指導してくれた。感謝。去年同じ苦労をした先輩達の言葉は結構重いようで、このCD総合演習にも少しづつ知恵が継承されつつあるようだ。この週の課題は、見つかった問題を出来る限り改良して、ペーパープロトのver.2を作ってくること。そしてFlashで最終成果物の詳細プロトタイプの画面を作り始めること。そろそろ仕事のピッチを上げていく必要がある。
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