Diary: October 2008アーカイブ

なるべくポストイットで貸し出し控えを取るようにしているが、
時々、学生に貸したと思われる資料がそのまま行方不明になることがある。

ブロックマンのGrid System本、誰に貸したっけ?
ううっ、ダメだ、思い出せない・・・・。
(仕事で必要になって始めて無いことに気がついた奴)

心当たりのある人、他にも、僕から本を借りっぱなしの人、返却ヨロシク。

MacBook到着

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新型MacBookの安い方(2.0GHz)を注文してみた。アカデミックでちょっと割引されるので、代わりにBTOでハードディスクを160G→250Gに増やす。その後予定日より一週間近く短縮されて到着した。早い。

削りだしのアルミボディを眺めていると、僕はマタタビを嗅いだ猫のように意味も無くうっとりしてしまうのだが、なぜかこういう金属の質感って男の子ゴコロをくすぐるような。

さて使用感として、軽さとサイズ、キータッチ、全面トラックパッドには、いまのところ大満足。
しかしグレア液晶だけは・・・・超不満だ。映り込みで目が潰れる。ダサいけど、シートでも貼るか。

以前から何処行くにもMacBookPro一台で済ませていたのだが、セキュリティにはちょっとは気をつけようと別途モバイルマシンを購入しようかと迷っていた矢先だったので、ちょうど発売のタイミングがよかった。もうちょっと遅ければ、誘惑に負けてMSI WIND NetBookを買うところだった。あれは確実に実用性低そうなので危ない、危ない。





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先日、旧友と酒を飲んでいるときに興味深い話を聞いた。この友人は製薬業界に長年勤めており、薬剤のプロフェッショナルとして時々貴重なアドバイスをくれる。

「市販薬のパッケージ、商品名の頭にコピーがあるだろう。『風邪に◎◎』。『頭痛に◎◎』とか」
「ああ、あるね」
「そう書いてあっても、実際どうかは微妙でね」
「えっ?効かないの?」
「そのあとに"効く"とも"効かない"とも書いてないだろう」
「・・・・。」
「多分だけどね、言い切れないからちゃんと書けないんだと思うよ」
「なるほどねぇ、薬はまあ実験もしてるだろうし、実際症状が緩和されることは多いからまだ効く確率は高そうだけど、健康飲料とか健康食品の類はひどいんだろうね。<自主規制>とか<自主規制>とか。あれどうなの?」
「ああ、んなわけない(即答)」

というわけで、後日ちょっとドラッグストアに行って商品のヘッドコピーを観察してみたら、あちこちで「〜に」「〜〜が気になる方に」の連発に思わず笑ってしまった。アピールされる情報を普通に受け入れていくと、知らないうちに騙されていくって、なんだかなー。商品を選ぶ際にまで、文章の行間を読みとかなければならないとは、実に大変な世の中だ。
(写真はイメージです)

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カニを保管しておくため・・・、では無くて、記憶の目印としてのモチーフ活用。

「あれ、どこのコインロッカーいれたんだっけ?」
「たしかカニだ」

というようなシーンを狙って作られたのだろうと思う。貼り紙として追加された手作りサインは、おそらく迷うユーザを見かねた思いやりの発露で、うむ、そこにはささやかながらデザインを感じる。


しかし・・・、カニの絵を思い出してもそのカニがどこにあったのかを思い出せなければ、結局「カニのロッカーはどこですか」と探す羽目になるんじゃなかろうか。ちなみに、これの向かいは「ひよこのロッカー」である。手がかりがあるだけでも見つけやすくなるとは言えるが、隣近所のモチーフとの関係で位置を推測できるような命名規則にすれば、もうちょっとユーザビリティは上がるのかも知れない。

お台場にて撮影。

※追記:「ちゃんとキーについているタグの部分にカニのアイコンがついてるんですね」と、ある学生から指摘が入った。気付かなかった・・。いい観察眼しているなぁ。もしかしてこのタグの裏には、場所情報が書いてあったりして。今度確認しておこう。






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久々に週末の外出のついでに、ggg にて開催中の原研哉展に行ってきた。結構な混雑でちょっと驚く。ギャラリーの中は、厳選された数点の作品をゆったり展示した空間のバランスが計算されまくっていて、静謐な空間の中での微妙な"動き"と"崩し"が印象的だった。この間合いは、まさに俳句の美だな。

ところで、展示されていた「らくらくホンベーシックS」、結構有名な機種だが、原研哉デザインだということを始めて知った。(参考記事

原氏の存在を知ったのは90年頃で、最初はデザイナーとしてではなく、当時よく読んでいた原田宗典の爆笑エッセイに頻繁に出てくる登場人物としてだった。二人は高校時代からの親友で、大学生時代にわずかな食糧のピーマンをガスコンロであぶって、ふたりで奪い合いながら食べた、とかの貧乏エピソードに普通に笑っていたっけ。もう全部処分したのでタイトルは覚えてないが、若き日の原研哉の日常は氏のエッセイのあちこちに出てくる。で、原田氏が書いていたことの中ですごく覚えているのが、「ささいなことにも徹底して勝ち負けにこだわる奴」という下り(「ポスターを盗んでください」序文)。へぇ、作品を見ると他人との競争とか優劣とかの人間くさい心境とは別次元で悟りを開いていそうな性格な気がしていたけど、そうじゃなく、強烈な自我こそが氏の作品をここまでミニマムな美意識へと到達させたってことなのか、と。94年にこの場所であった個展の作品で興味をもって、以降ずっと作風の変遷を拝見しているが、年ごとにどんどん要素がそぎ落とされて静けさが増している。まるで日本文化の源流にさかのぼっていくようだ。




多くの人にとってはポニョの女の子の後ろに地味なおじさんがいる、ぐらいの認識しかないとおもうが、藤岡藤巻の歌は面白い。ちゃんと聞きたくて思わずCD買ってしまった。50代後半の二人は、愛や夢を歌うためでもなく、カッコつけるためでもなく、ただ孤独なオヤジの心の内を、自虐的な笑いに転化しつつ淡々と歌う。

普通に笑える歌も多いが、「私はえらい」「贈られる言葉」といった企業戦士の晩年を題材にした歌は、これまでだれも歌わなかった歌詞で、独特のリアリティがせつなくて泣ける。うう、オヤジはみんな不器用なんだよ・・。共感する男は多いと思う。自分はまだ夢中で仕事している段階だけど、そのうちこういう気持ちと戦わなければならないんだろう。

大学生のみなさんも、父親には優しくしてあげましょうね。
Youtubeやニコニコに沢山動画あるようなので興味のある人はどうぞ。ポニョの歌とのギャップに驚きます。

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5号館の清掃員のおじさんは、毎朝早く掃除道具や回収ゴミを一括でガラガラと引きながら移動し、研究室やゼミ室を掃除していく。よく見ると、捨てられた傘の柄や、バトミントンのシャトルの空き箱を上手にリユースして収納しやすいように工夫していることに感心した。移動しながら掃除するために、最適な形態を自分で編み出しているのだ。それを見ていて、やっぱり丁寧に仕事している人はそのやり方が表出しているものだな、と思った。

おじさん、いつもありがとうございます。

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Eye-Fiとは、無線LANが内蔵されているSDカードで、シャッター切ると自動的にPCに転送され、さらには自動的にインターネットにもアップできるという便利モノ。今年の春頃、たしか未踏の打ち上げの時に慶応安村研の渡邉君が使っているのを見て物欲を刺激されていたのだが、先日、普通に注文できることを知り、思いきって買ってみた。研究室用に位置情報を埋め込める機能が付いた上位機種のExploreを選ぶ。GPSではなく、PlaceEngineと同じように無線LANスポットの位置から割り出すものらしい。この機能はまだ日本ではサービスが始まってないので全く威力がわからないが、とりあえず写真の自動転送だけでも体験してみると、こ、これはかなり便利。 さっそく4年のY君に貸し出して彼に遊ばせつつ、webサービスとして何かできないか実験してみることにする。よろしく>Y君

自動でインターネットに上がる、というのも驚きだが、ちょっと前に、「レンズもCCDもないデジカメ」というアイデアを聞いたことがある。シャッター切ってしばらくすると、その時間に撮影された世界中写真をFlickrからかっさらって液晶部に表示するというものだ。(via.デザイン思考)その強引な時空間が拡張された感覚にはクラクラするが、技術の進歩はそれまでの身体感覚とはかけ離れた経験をもたらすことを改めて実感する。


ちなみに、購入した直後、日本でも年内には発売開始されることを知った・・・・。まぁ、ガジェット自慢できるのはちょっとの間ってことで。

参考記事
Eye-fi 購入方法とショップ比較


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