Exhibition: October 2008アーカイブ
on the fly @ minimum interface from Hisato Ogata on Vimeo.
インタフェースに着目した珍しい展覧会があるそう。会期長いので、なんとか行けるかな。YCAMって行ったこと無かったのでこれを機に意地でも行く。
ミニマムインターフェース展
■2008年11月1日(土)〜2009年2月8日(日)12:00〜19:00
※年末年始休館12/29〜1/3
場所:山口情報芸術センター[YCAM] 入場無料
ナビゲーションデザイン: LEADING EDGE DESIGN
グラフィックデザイン:good design company
展覧会のタイトルである「ミニマム インターフェース」とは、ユーザ(鑑賞者)が、言葉によるインフォメーションやガイダンスを得ることによって、インタラクションが成立するのでなく、むし ろ言葉を回避して、身体感覚や知覚を直感的に開放するユーザーインタラクションの方向性の先に、インターフェースのあり方を見いだすことを意図していま す。こうした表現がもたらすユーザーインタラクションは、私たちに、作品の生み出す情報システムやプロセスそのものへの深い関心をうながし、情報と表象と の新たな関係を築くインターフェースの可能性を示唆します。また、本展では、高度情報化技術が登場する以前の芸術表現にはなかった「インターフェース」の 存在を、メディアアートや情報デザイン特有の最も重要な第1要素(ミニマム)としてとらえ、情報芸術の視点によって開かれる時間・空間の可能性を探る起点 として考えています。(via.+39さん)
久々に週末の外出のついでに、ggg にて開催中の原研哉展に行ってきた。結構な混雑でちょっと驚く。ギャラリーの中は、厳選された数点の作品をゆったり展示した空間のバランスが計算されまくっていて、静謐な空間の中での微妙な"動き"と"崩し"が印象的だった。この間合いは、まさに俳句の美だな。
ところで、展示されていた「らくらくホンベーシックS」、結構有名な機種だが、原研哉デザインだということを始めて知った。(参考記事)
原氏の存在を知ったのは90年頃で、最初はデザイナーとしてではなく、当時よく読んでいた原田宗典の爆笑エッセイに頻繁に出てくる登場人物としてだった。二人は高校時代からの親友で、大学生時代にわずかな食糧のピーマンをガスコンロであぶって、ふたりで奪い合いながら食べた、とかの貧乏エピソードに普通に笑っていたっけ。もう全部処分したのでタイトルは覚えてないが、若き日の原研哉の日常は氏のエッセイのあちこちに出てくる。で、原田氏が書いていたことの中ですごく覚えているのが、「ささいなことにも徹底して勝ち負けにこだわる奴」という下り(「ポスターを盗んでください」序文)。へぇ、作品を見ると他人との競争とか優劣とかの人間くさい心境とは別次元で悟りを開いていそうな性格な気がしていたけど、そうじゃなく、強烈な自我こそが氏の作品をここまでミニマムな美意識へと到達させたってことなのか、と。94年にこの場所であった個展の作品で興味をもって、以降ずっと作風の変遷を拝見しているが、年ごとにどんどん要素がそぎ落とされて静けさが増している。まるで日本文化の源流にさかのぼっていくようだ。
ところで、展示されていた「らくらくホンベーシックS」、結構有名な機種だが、原研哉デザインだということを始めて知った。(参考記事)
原氏の存在を知ったのは90年頃で、最初はデザイナーとしてではなく、当時よく読んでいた原田宗典の爆笑エッセイに頻繁に出てくる登場人物としてだった。二人は高校時代からの親友で、大学生時代にわずかな食糧のピーマンをガスコンロであぶって、ふたりで奪い合いながら食べた、とかの貧乏エピソードに普通に笑っていたっけ。もう全部処分したのでタイトルは覚えてないが、若き日の原研哉の日常は氏のエッセイのあちこちに出てくる。で、原田氏が書いていたことの中ですごく覚えているのが、「ささいなことにも徹底して勝ち負けにこだわる奴」という下り(「ポスターを盗んでください」序文)。へぇ、作品を見ると他人との競争とか優劣とかの人間くさい心境とは別次元で悟りを開いていそうな性格な気がしていたけど、そうじゃなく、強烈な自我こそが氏の作品をここまでミニマムな美意識へと到達させたってことなのか、と。94年にこの場所であった個展の作品で興味をもって、以降ずっと作風の変遷を拝見しているが、年ごとにどんどん要素がそぎ落とされて静けさが増している。まるで日本文化の源流にさかのぼっていくようだ。
