Booksの最近のブログ記事
アマゾンから届いたまま読もうとして机の上で待っている本が貯まっている。全部楽しみだし今すぐ読みたいんだけどな・・・。まずはその前に書かなきゃならない原稿すませないと(汗)今週は飛ばす!ことができなきゃマズイ。
読む時間が出来たので、先日Amazonで購入した「チャーリー式100Q/100A 悩み方を考える超・人生相談」を読んだ。
上はお年寄りから下は中学生まで、いろんな年代の人々の現代的な悩み(?)が次々と出題され、それに対して鈴木謙介氏が社会学的な見方を駆使しながら一緒に悩んでいくって内容で、問題意識の生っぽさと真摯な応答がなかなか面白い。Chalie氏と(聞き手の)荻上チキ氏の掛け合いも絶妙だ。
表面的かつ個人的な「悩みごと」ってのも、いろいろな位置づけを解釈していけば、実は構造的な問題が隠れているもので、これまで繋がってなかった点と点をつながりを示されることで、なるほどねぇ、そういう見方もあったか、と納得されられる。相変わらずシャープですね。
本文より。Chalieというニックネームの由来が明かされる場面。
自分もそうありたいものです。デザイン行為だって、きっと "希望"なのだから。
写真は先日の2年生の演習発表会の打ち上げ時のもの。発売されたばかりのこの本にサインしてもらっている、アシスタントのH君。chalieさん、お忙しい中、2年間の非常勤お疲れ様でした。切れ味のいい講評コメントは勉強になりました。
参考リンク:鈴木謙介インタビュー
上はお年寄りから下は中学生まで、いろんな年代の人々の現代的な悩み(?)が次々と出題され、それに対して鈴木謙介氏が社会学的な見方を駆使しながら一緒に悩んでいくって内容で、問題意識の生っぽさと真摯な応答がなかなか面白い。Chalie氏と(聞き手の)荻上チキ氏の掛け合いも絶妙だ。
表面的かつ個人的な「悩みごと」ってのも、いろいろな位置づけを解釈していけば、実は構造的な問題が隠れているもので、これまで繋がってなかった点と点をつながりを示されることで、なるほどねぇ、そういう見方もあったか、と納得されられる。相変わらずシャープですね。
本文より。Chalieというニックネームの由来が明かされる場面。
--チャップリンのどこに惹かれたんですか?うーん、やっぱりこれが一番印象に残ったな。
『チャーリー』が公開される前からもともと好きでね。初期の頃の喜劇からメロドラマまで、映画としても俳優としても好きだった。でも中でも一番心に残っているのが、『独裁者』での最後のアツい演説の中に出てくる「To those who can hear me, I say "Do not despair".」というフレーズ。「この声を聴く人よ、絶望してはならない」と。中学生の頃に知ったそのフレーズだけ、強烈に覚えていたんだ。
このフレーズは今の自分にも繋がっていると思う。やっぱり誰かを目の前にしたときには、できるだけ希望を語りたいじゃない。道化を演じながらも "Do not despair"と胸を張って言えるかどうかを自分に問いたい。そういう意味で、自分にとってだけ意味のある名前だったんだよね。
自分もそうありたいものです。デザイン行為だって、きっと "希望"なのだから。
写真は先日の2年生の演習発表会の打ち上げ時のもの。発売されたばかりのこの本にサインしてもらっている、アシスタントのH君。chalieさん、お忙しい中、2年間の非常勤お疲れ様でした。切れ味のいい講評コメントは勉強になりました。
参考リンク:鈴木謙介インタビュー
「Making Things Talk -Arduinoで作る「会話」するモノたち」
先日のMake: Tokyo Meeting 02で先行発売されていたそうで、SAのyasui君がいち早く会場でゲットしてきて嬉しそうに教えてくれた「making things talks」の日本語版書籍。Arduinoの詳しい解説やサンプル事例が豊富に載っていて今度注文しようかと思っていたところ、監訳者の小林さんから献本いただきました。どうもありがとうございます!是非、試して遊んでみたいと思います。
ちょっと前には、出版社が消えて絶版になっていた「+GAINER」がオーム社から再発売されたとのことで、こちらもいただいたのですが、こういった分野の参考書籍が売られつづけるのは有り難いことです。
ついでに、宣伝に協力。
フィジカルコンピューティングの発信地でもある、IAMASのGANGU Projectのみなさんの展覧会が開かれる模様です。
■IAMAS Gangu Project - Work in Progress
2008年12月25日〜27日 11:00~19:00
六本木AXISギャラリー
IAMAS Gangu Projectのブログ
無くなった本をみつけるために本棚をごそごそ漁っていたら、インフォグラフィックス関連本であまり知られてない本が目に入ったので簡単に紹介。どれも眺めているだけで楽しい本である。
本棚から見つけるインフォグラフィックスの続きを読む

中古で買ったまま長らく放置していた「Disguised -a true story-」 by Pat Moore(1985)を読んだ。最初原書を買ったものの、直後に邦訳も出ていることを知ったので、時間短縮のためにそっちで済ませることにする。読みやすい文章だったので、仕事合間の2時間程度で読了。
この本は、1980年頃、当時26歳のある若い女性プロダクトデザイナーが85歳の老人に変装し、アメリカの街の中をフィールドワークしたというドキュメントで、参与観察の手法による「ニーズ探索」の先駆的とり組みとして知られる。現在インクルーシブ・デザインのワークショップで広まっている、インスタントシニア体験の源流とも言える。
一般書なので、その活動の中での人々とのふれあいなどのエピソードが多く、あまり研究内容に突っ込んだ記述はされてないのがちょっと残念ながら、デザインがめざすべき答えへ、体張って果敢に取り組む真摯な姿勢には心を打たれた。
変装、と一言でいっても、ちょっと服や髪を変えて誤魔化すのではなく、眼の光を濁らすために眼球にベビーオイルを垂らし、歯を汚すために油性クレヨンで塗り、強烈な肌荒れと戦いながらもラテックスで特殊メイクをしたり、など全身くまなく加齢させる徹底ぶり。誰から見ても老人になりきり、ムーアは街へと出て行く。そして3年間にわたり、全米で100以上の街で老人目線で彼らの行動や人々の対応の様子を調査したという。
社会学的な問題へと視点を広げつつ、共同体に生きる人間どうしの関わり合いのかたちを突き止めようと入り込んでいく過程には、強く引き込まれた。今でこそアプローチとしてねらい所が分かるけど、当時は理解してくれる人も少なかっただろうに。その先駆的なデザインに対する考え方に、脱帽。
この本は、1980年頃、当時26歳のある若い女性プロダクトデザイナーが85歳の老人に変装し、アメリカの街の中をフィールドワークしたというドキュメントで、参与観察の手法による「ニーズ探索」の先駆的とり組みとして知られる。現在インクルーシブ・デザインのワークショップで広まっている、インスタントシニア体験の源流とも言える。
一般書なので、その活動の中での人々とのふれあいなどのエピソードが多く、あまり研究内容に突っ込んだ記述はされてないのがちょっと残念ながら、デザインがめざすべき答えへ、体張って果敢に取り組む真摯な姿勢には心を打たれた。
変装、と一言でいっても、ちょっと服や髪を変えて誤魔化すのではなく、眼の光を濁らすために眼球にベビーオイルを垂らし、歯を汚すために油性クレヨンで塗り、強烈な肌荒れと戦いながらもラテックスで特殊メイクをしたり、など全身くまなく加齢させる徹底ぶり。誰から見ても老人になりきり、ムーアは街へと出て行く。そして3年間にわたり、全米で100以上の街で老人目線で彼らの行動や人々の対応の様子を調査したという。
社会学的な問題へと視点を広げつつ、共同体に生きる人間どうしの関わり合いのかたちを突き止めようと入り込んでいく過程には、強く引き込まれた。今でこそアプローチとしてねらい所が分かるけど、当時は理解してくれる人も少なかっただろうに。その先駆的なデザインに対する考え方に、脱帽。
DISGUISED -a true story-の続きを読む
「体験!情報デザイン」ワークショップの開催に合わせて、積み重ねてきた教材や課題をまとめた事例集を簡易出版し、参加特典として関係者に配布することになった。
名称は、「Education through InformationDesign and VisualCommunicationDesign 情報系学部におけるデザイン教育 課題及びワークショップ事例集」
そういえば、僕の講義でやっている小課題の数々は、色んな意味で学内的には名物(?)でありながらブログにはほとんど書いたことがない。大して役に立つ教材でもないと思うが、実践されてる課題事例と言うことでたたき台にしてもらえれば、と情報教育の発展に貢献するために公開することにした。僕だってゼロから考えて来た訳じゃないので、同じ様に参考にしてもらえれば問題ない。多分出題を同じようにやったとしても指導や講評のの違いで違うものになっていくものなので、先生方御自分で工夫を重ねるだろう。
さて、完成したものを見るのは簡単だが、作るのはいやもう本当に大変だった・・・。ワークショップ自体の準備と同時に、こちらの準備も同時進行で進むことになり、時間もせまっているのにせっせとスキャニングしたりと、自分の姿が悲しかった。もうちょっと普段からこまめにデータを整理しておかなきゃと痛感する。
なお、目次をつくった段階では第11章まで構想していたのだが、予想以上の仕事量に、2年生向けのグラフィックデザインの講義でやっている内容の1~3章だけで力尽きてしまった。(ここまでで、もう57P)とりあえず、ということで視覚伝達デザイン編ということで第一巻としてまとめた。
デザインはKさんが全部引き受けてくれ、ゼロからIndesignを覚えて約60ページをレイアウトしてくれた。(いろいろ注文付けてしまい、申し訳ない)そして研究室のみんなが手分けしてせっせと印刷・リング穴開け・製本作業をしてくれた。レーザプリンタが思うように動かず進行が予想以上に遅れたが、なんとワークショップが終了する17時頃に今回の人数宇分の製本が完了し、滑り込みセーフで配布完了。僕からデータ渡してから、ここまでわずか4日。時間との戦いに相当疲労したと思いますが、みんなに感謝!
内容やクオリティについては、急ぎ仕事だったせいもあり、僕もKさんもやり残した事だらけで悔しいが、とりあえず一段落としよう。
綴じられた冊子をパラパラと眺めていると、課題に立ち向かう過去の学生らの苦闘が見えるようでなかなか感慨深い。いつのまにか参考作品もたまったなー。教育活動はこういう機会にまとめない限り、蒸発して消えていく一方なのかも。そう考えるとこの情報教育のプロジェクトに感謝しなければ。
事例集はウェブで公開する方が人目に触れるとは思うのだけど、履修中の学生にはあんまり安易に回答例を見られたくないんだよね・・・。(ググって見つけるのではなく、答えは自分の頭の中で生成しなきゃ)
ちなみに、現在この世に30部ほどしかない手製本ですが、もし入手を希望される方がいらっしゃいましたら、追加発行するかもしれません。
名称は、「Education through InformationDesign and VisualCommunicationDesign 情報系学部におけるデザイン教育 課題及びワークショップ事例集」
そういえば、僕の講義でやっている小課題の数々は、色んな意味で学内的には名物(?)でありながらブログにはほとんど書いたことがない。大して役に立つ教材でもないと思うが、実践されてる課題事例と言うことでたたき台にしてもらえれば、と情報教育の発展に貢献するために公開することにした。僕だってゼロから考えて来た訳じゃないので、同じ様に参考にしてもらえれば問題ない。多分出題を同じようにやったとしても指導や講評のの違いで違うものになっていくものなので、先生方御自分で工夫を重ねるだろう。
さて、完成したものを見るのは簡単だが、作るのはいやもう本当に大変だった・・・。ワークショップ自体の準備と同時に、こちらの準備も同時進行で進むことになり、時間もせまっているのにせっせとスキャニングしたりと、自分の姿が悲しかった。もうちょっと普段からこまめにデータを整理しておかなきゃと痛感する。
なお、目次をつくった段階では第11章まで構想していたのだが、予想以上の仕事量に、2年生向けのグラフィックデザインの講義でやっている内容の1~3章だけで力尽きてしまった。(ここまでで、もう57P)とりあえず、ということで視覚伝達デザイン編ということで第一巻としてまとめた。
デザインはKさんが全部引き受けてくれ、ゼロからIndesignを覚えて約60ページをレイアウトしてくれた。(いろいろ注文付けてしまい、申し訳ない)そして研究室のみんなが手分けしてせっせと印刷・リング穴開け・製本作業をしてくれた。レーザプリンタが思うように動かず進行が予想以上に遅れたが、なんとワークショップが終了する17時頃に今回の人数宇分の製本が完了し、滑り込みセーフで配布完了。僕からデータ渡してから、ここまでわずか4日。時間との戦いに相当疲労したと思いますが、みんなに感謝!
内容やクオリティについては、急ぎ仕事だったせいもあり、僕もKさんもやり残した事だらけで悔しいが、とりあえず一段落としよう。
綴じられた冊子をパラパラと眺めていると、課題に立ち向かう過去の学生らの苦闘が見えるようでなかなか感慨深い。いつのまにか参考作品もたまったなー。教育活動はこういう機会にまとめない限り、蒸発して消えていく一方なのかも。そう考えるとこの情報教育のプロジェクトに感謝しなければ。
事例集はウェブで公開する方が人目に触れるとは思うのだけど、履修中の学生にはあんまり安易に回答例を見られたくないんだよね・・・。(ググって見つけるのではなく、答えは自分の頭の中で生成しなきゃ)
ちなみに、現在この世に30部ほどしかない手製本ですが、もし入手を希望される方がいらっしゃいましたら、追加発行するかもしれません。
「オバケーション いまどきオバケはハローワーク」(笠尾敦司とオバケーターズ著)という本を見つけたので、早速買ってみた。このプロジェクト(オバケーション)は、子供たちが身の回りを観察し、それを元に面白いオバケを想像するという知育的な面と、こどもたちによって書かれたシートを素材にして、デザイン科の学生らがキャラクターデザインするという実践的な面が関わり合った参加型コミュニティとなってもう10年ぐらい継続して続いているもの。今で言うUGC(user-generated content)の考え方に結構早くから取り組んでいた。これはそこで生まれたキャラクターや活動記録をまとめた本である。帯に書かれた数字、これまでのオバケ投稿数「13867」、そこから誕生したキャラクター「546」という数字からも、本当に子供達に親しまれて育ち続けている企画であることが分かる。そして題名に「ハローワーク」と言葉があるように、オバケ達がさらにこの本から出て仕事を見つける、つまり本を読んだ人を介してバイラル的にそのキャラが広がっていくことを意識しているのが面白い。なるほど、たしかに妖怪は古くから口コミが本質だ。
中はこんな感じ。
中はこんな感じ。
「オバケーション」の本を買ったの続きを読む

今後の情報社会のなかでのデザイン行為について悶々と考えていたところ、アドリアン・フォーティの「欲望のオブジェ-デザインと社会1750-1980」という名著を思い出した。Amazonではとんでもない値段がついていて、さすがに買う気は失せるが、専大の図書館で検索したらなんと3冊も入っている。専大GJ。というわけで、早速借りてきて読んだ。
この本の中でアドリアン・フォーティは、歴史を追いながらプロダクトのデザインは「デザイナー個人の創造性」だけで成り立っているのではなく、社会的・経済的なさまざまな観念(イデオロギー)との関係で生み出されるという視点で読み解いていく。衛生や清潔の観念が生み出されて衣食住がピカピカになり、何もかも自動化してくれるというユートピア的な生活の観念が生み出されて電化製品が発達する。もちろん自然発生的にそんなものが生まれるわけはないので、当然ながら当時の社会や産業の状況が与える影響は大きい。そんな感じで人々の中に生まれた欲望の観念こそがオブジェに変換されていくのだと。
衛生も省力化もともに今世紀の人々にとって重要な問題だったが、それが家庭用器具にあらわされる場合には、メーカーが自分たちの商業目的に合致すると想定した方向で手が加えられたら、足し算引き算が行われてきた。観念や信念を変貌させるという点では、成功したデザインは錬金術に似ている。つまり、それぞれ異なる出自を持つさまざまな観念を融合させ、仕上がった作品の形態はただひとつだけの観念を体現していると見えるようにするのだ。だが、それが至極なじみやすい形ででてくるので、われわれはそれを自分たちが常日頃考えていたものだ、と思いこんでしまう、というわけである。
<中略>
どんな製品にしろ、それを原料の不定形の山以上のものにさせてきたのは、唯一観念だけである。かたちを生み出すのがデザインだとすればその力はイデオロギーと素材という結合を通じてのみ発生する。そのどちらかでも欠ければこの結合は起こらないのだ。(pp.279-280)
通常のデザイナー主体のデザイン史に対するクリティカルな語り口は、なんというか実に身もフタもない。近代デザインの源流をウイリアム・モリス以外に見る考え方もあるんだな。
一通り目を通したが、fladdict氏が言及した「不安や不便の発明」に関する記述は書籍内ではよくわからなかった。彼がここから洞察して展開した話なのかな。随所で語られる歴史の中での人々の観念の姿は、ある意味では不安と表裏一体と言えなくもない。
さて、この先の情報社会に生み出される観念は何だろうか?
その前に、それを投影するための想像力を持ち続けられるんだろうか。
Amazonマーケットプレイスで購入した、「世界大百科年鑑1973」(平凡社)が届いた。¥2600也。さすがに年期の入った外観で、今となっては過去の遺物でしかない35年前の年鑑である。やっと手に入った。
さて、なんでこんな本を探し求めていたかというと、本来とは別の意味での価値が埋もれているからだったりする。言い方を変えれば、デザインのことを教えてくれるような情報が載っている本ではないが、デザインによって情報を伝えてくれる本である。
さて、なんでこんな本を探し求めていたかというと、本来とは別の意味での価値が埋もれているからだったりする。言い方を変えれば、デザインのことを教えてくれるような情報が載っている本ではないが、デザインによって情報を伝えてくれる本である。
傑作ダイアグラム発掘紀行:世界大百科年鑑1973の続きを読む
Amazonマーケットプレイスで購入した「四人のデザイナーとの対話」(多木浩二著)が届いた。篠原一男、磯崎新、杉浦康平、倉俣史朗と錚々たるメンバーと多木浩二の対談集で、1970年代当時のデザイナー達が考えていた思想がまとめられた貴重な記録である。
1974年から80年代初頭にかけて、新宿御苑近くの原田喜佐商店ショールーム・壁装館の地下にあったスペースで"キサデコール"の呼び名を冠したセミ ナーシリーズが開かれていた。『四人のデザイナーとの対話』(1975/新建築社)はその最初期に催された4つのイベントをまとめた本。批評家・多木浩二氏がゲストクリエーターを迎えての対談の形式がとられている。
life: 空間デザイン読本
大学生時代に図書館で借りて真剣に読んだ経験があるのだが、自分で欲しくてもとっくに絶版になって買うこともできなかった。今頃になってインターネットのお陰で手に入れることが出来て嬉しく思う。神様ありがとう。思えばこの本で杉浦康平を知り、「図」が好きになったっけな。豊富な図像を題材に、人間を生き物としての根源まで遡り独自の謎かけと解釈を続ける氏の話は今読んでもスリリングで、あと3人の話はもうきれいに忘れていたが(笑)この人の部分だけは10年以上経ってもほとんどちゃんと覚えていた。
グラフィックデザインの講義で紹介している話もこの辺に出典があったりする。
本文より、一つ紹介。
4人のデザイナーとの対話の続きを読む
