Education: December 2007アーカイブ

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先週の土曜日(15日)、3年生のプロジェクト発表会が終了しました。
お忙しい中、ご来場下さいました皆様、誠にありがとうございます。
大変遅くなりましたが、お礼申し上げます。

さて、以下は今回のイベントに対しての感想。
今年は、新築の10号館アカデミーモールに会場が移り、一から計画し直したわけだが、プロジェクト実行委員会のメンバーらの獅子奮迅の働きで無事に開催することができた。ちなみに進行も会場計画も、すべてが学生らによるもの。見事。実行委員の4年生有志、会場デザインの2年生有志、お疲れ様でした。3年生全員が自分たちのプロジェクトに集中できるのも、この縦の協力あってこそ。

誰かが「こりゃネットワーク情報学部の学祭ですね」と言ってたが、3年生のデモ発表を中心にこの日に一体いくつの関連イベントが同時進行してるんだろうという目まぐるしさの中、予定通り終わえることができたのは、委員会の事前計画の綿密さ故だと思う。君らが居なければ、このイベントは決して成り立たなかった。

実行委員長を務めたY 君の学内ブログにこんな記述がある。

実行委員会を通して、ネットワーク情報学部はいろいろな人にしっかりと支えられていることがわかった。<中略>こんなぐるぐる回るような関係が、ネットワーク情報学部を支えている。

Road of Memories:『人は支えながら生きているということ』


普通の学生らは、授業料の対価としてのサービスを享受しているという意識こそあれ、学部というコミュニティになんの意味を見つけられないことが多い。循環する組織の意味に気付けるのはこういった機会を経験したからこそだろう。我々の学部のコンセプトには実践の中に学びを発見しようというメッセージが込められている(と解釈している)が、学生らの意識にも少しづつ浸透しているのかもしれない。文系私大特有というべき、学生らの縦の繋がりの弱さにずっと悩んできたので、小さい事ながら、なんだか嬉しい。

3年生もみんな気がついてくれればいいのだけれど。
まぁ、まだ自分たちのことで精一杯だろうな。


一方で肝心の成果物については、来場された方から辛辣な意見も頂いた。
例えば、どのプロジェクトも作ることが目的化して実際の使う場との接点をあまり考えていないだろう、という指摘があった。正にその通りで、注力すべきポイントを見失ったとすれば、われわれ教員側の指導力不足として言葉もない。でも、学部3年生でそこまでちゃんと考えて「作れる」かというと、現状ではなかなか難しいというのが、現場にいる側としての本音。

学生らは大抵企画に自信ないのでヘタに本音出してダメ出しすると考えを振り出しに戻してしまう。多くの成果物がそういう不安や葛藤と隣り合わせの中、ギリギリのスケジュールで押されに押され、右往左往したのち若さに任せて猪突猛進し発表の場になんとか滑り込んだものだ。それはプロジェクトのメンバーや教員の間に自然とできた共通理解のバランスの末に落としどころが探られる。その意味では、多分、成果物はその組織が予め持っているリソース以上のモノには成り得ない。質を上げるためには考えるレベルの地道な底上げが必要だ。そしてリスクヘッジのさじ加減を調整する教員の指導の質と。

改善点としては専門家へのヒアリングや中間発表の機会をもっと重点化するか、かな。自分たちの中に閉じた状態ではどう向上しようもないのだから。


#うちのプロジェクトについては、また別途書きます。

project2007.jpg 告知遅くなり申し訳ありません。
今週末の15日(土)に専修大学生田キャンパスにて3年生のプロジェクト演習(ゼミ相当)の発表会を行います。
今年は、全部で21のプロジェクトが活動し、僕は学生提案プロジェクトの「迷いを楽しむオンラインショップのインタフェース開発」を指導しました。
買い物のフィールドワークを通して企画立案し、システムまで実装した2つの成果物を公開します。

年末でお忙しいとは存じますが、学外の方も是非ご来場頂けましたら幸いです。
よろしくお願いします。

詳細なイベント内容とキャンパスへのアクセスは以下のサイトにあります。

PROJECT2007公式サイト


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