Graphic Design: October 2008アーカイブ
無くなった本をみつけるために本棚をごそごそ漁っていたら、インフォグラフィックス関連本であまり知られてない本が目に入ったので簡単に紹介。どれも眺めているだけで楽しい本である。
本棚から見つけるインフォグラフィックスの続きを読む
インフォグラフィックスの大御所、NigelHolmesは、自分の手法を"explanation graphics"と名付けているらしい。直訳すると「説明する図」?ただ機械的に伝達するだけではなく、映像的な演出も含めて読者をより楽しませようとする姿勢は、原田先生がダイナミックインフォメーショングラフィックスで取り組んでいる "知識"の伝達に近い印象を持った。(参考:原田先生の千葉工大コミュニケーションデザイン研究室のブログ)
こういった情報デザインの参考になる映像作品は沢山あって、最近はウェブで見れるものも増えている。先日、グラフィックデザインの講義の中で触れた映像作品を紹介してみよう。なお、ナレーションの英語がちゃんと聞き取れなくても、映像だけで普通の学生がどこまで理解できるのかを調べるために、講義では1回だけ見せ、この映像は何を説明していたかについて文章で書かせてみた。
「GOOD: Vampire Energy」
NigelHolmesによる、待機電力についての映像。これは親切すぎるほど易しく説明しているので、ほとんどの学生がちゃんと意味を理解できていた模様。
「Social Media in Plain English」
紙と手書きイラストで分かりやすく説明するCommonCraftのシリーズ作品から。
ソーシャルメディアとは、多くの人々の経験を投稿・共有・蓄積していくことでより使える知識になっていく今時のネット的な仕組みを指す用語(バスワード?)で、いわゆるCGMに近いような概念である。上の待機電力の知識よりは一般的ではないものを選んでみた。この映像では、繰り返されるアイスの印象が強すぎて、最初の導入でついて行けないと、喩え話だとはわかりにくかったみたいだ。英語がちゃんと聞き取れる学生には簡単だったようで、かなり詳しく説明を書いているものもいた。
こういった情報デザインの参考になる映像作品は沢山あって、最近はウェブで見れるものも増えている。先日、グラフィックデザインの講義の中で触れた映像作品を紹介してみよう。なお、ナレーションの英語がちゃんと聞き取れなくても、映像だけで普通の学生がどこまで理解できるのかを調べるために、講義では1回だけ見せ、この映像は何を説明していたかについて文章で書かせてみた。
「GOOD: Vampire Energy」
NigelHolmesによる、待機電力についての映像。これは親切すぎるほど易しく説明しているので、ほとんどの学生がちゃんと意味を理解できていた模様。
「Social Media in Plain English」
紙と手書きイラストで分かりやすく説明するCommonCraftのシリーズ作品から。
ソーシャルメディアとは、多くの人々の経験を投稿・共有・蓄積していくことでより使える知識になっていく今時のネット的な仕組みを指す用語(バスワード?)で、いわゆるCGMに近いような概念である。上の待機電力の知識よりは一般的ではないものを選んでみた。この映像では、繰り返されるアイスの印象が強すぎて、最初の導入でついて行けないと、喩え話だとはわかりにくかったみたいだ。英語がちゃんと聞き取れる学生には簡単だったようで、かなり詳しく説明を書いているものもいた。
explanation graphicsの世界の続きを読む
先週のインフォグラフィックスワークショップのことを書いたついでに、せっかくなので「図でしか示せないこと」の例も挙げておこうと思う。インフォグラフィックスは、ユーザに向けた情報のデザインにおいて常に最適な方法というわけではないことは押さえた上で、この手法を僕が好きなのは、物事を違うフレームでみるということと密接に関係しているから。
つまりある見方から情報を編集するということであるが、このことに対して、僕は「切り口」という言葉をよく使っている。果物も切る角度によって全然違う断面の模様が見えるように、情報のかたまりも切り方それぞれで違う姿を見せる。
以前、TubeGraphicsの事務所を訪問したときに、木村さんの流儀を聞かせて頂いたことがあるが、その時に聞いた「視点」という考え方は、その辺をさらに上手く説明する方法だと思う。下の画像は、木村さんがインフォグラフィックスの演習の導入に使っておられるという手製教材である。
つまりある見方から情報を編集するということであるが、このことに対して、僕は「切り口」という言葉をよく使っている。果物も切る角度によって全然違う断面の模様が見えるように、情報のかたまりも切り方それぞれで違う姿を見せる。
以前、TubeGraphicsの事務所を訪問したときに、木村さんの流儀を聞かせて頂いたことがあるが、その時に聞いた「視点」という考え方は、その辺をさらに上手く説明する方法だと思う。下の画像は、木村さんがインフォグラフィックスの演習の導入に使っておられるという手製教材である。
通常は、自分の視点というのは四角の枠に目が収まっているようなもので、その枠の中からひとつの方向を見ているものだけれども、伝えるべき物事の姿をよく捉えるために枠から意識的に飛び出させ、360度眺め倒しながら「どう見せるかの」最適な視点を探すことが大事なのだよ、と語っておられたことを思い出す。(うろ覚えで申し訳ないです)「メタ認知」とかの難しそうな言葉を使いそうなところでも、噛み砕いた言葉とともにイメージしやすいように実際にかたちで見せるところが流石だと思った。
インフォグラフィックスのもう一つの意味の続きを読む
ちょっと前に海外で話題になった、ドキュメンタリー映画の『Helvetica』のDVDが(ようやく)日本でも発売されるそうで、その記念に展覧会があるそうです。なんてフォントマニアホイホイな企画なんだろう。
「A tribute to Typography 〜 ヘルベチカの過去・現在・未来」展
「A tribute to Typography 〜 ヘルベチカの過去・現在・未来」展
日時:10月21日(火)〜10月28日(火)
場所:ラフォーレミュージアム原宿
(via.生活日報)
- 「HELVETICAと活字の歴史」
- ヘルベチカ金属活字、活版印刷機、当時の書体見本帳、Helvetica以前のサンセリフ<書体、以後の書体との比較展示
- 「グラフィックデザイン for HELVETICA」
- Helveticaを用いたポスター・リーフレット等、新旧・和洋含めた作品の展示
- 「HELVETICAとヴィジュアルアイデンティティ」
- Helveticaを用いた企業ロゴを写真や使用例の展示でご紹介
- 「アルバムジャケットアート for HELVETICA」
- 1950年代から現代までのジャケットアートを100点ほど展示予定
- 「HELVETICAに挑む」
- 人気デザイナーの競作による、Helveticaを用いたグラフィック作品を展示
- 「HELVETICA シアター&Talk」
- ドキュメンタリー映画「Helvetica」の特別プレミア上映と、ヘルベチカに関係の深いタイポグラファー、デザイナーのトークショー
- 「Helvetica Shop」
- オリジナル「Helvetica」プロダクトと、関連アイテム、デザイン書籍などの販売
- 「活版印刷のワークショップ」
- PAPIER LABO.さん協力のもと、会場で活版印刷のワークショップを開催します。日時未定
9月27日にTubeGraphicsの木村さんが主催された「インフォグラフィックス・ワークショップ1 in渋谷」のお手伝いとして参加してきた。最近はずっと体調が悪くてなかなかブログ書く力も湧かないが、熱心に学ぶ参加者のみなさんから元気を頂いた気がする。
テーマは「人が集まる 魅力を伝える」と設定され、渋谷に点在する集客力の高い建物空間として、東急ハンズ、LOFT、東急フードショー、109、Q-Front、の5つの題材から一日だけでインフォグラフィックスを制作する、というワークショップである。
テーマは「人が集まる 魅力を伝える」と設定され、渋谷に点在する集客力の高い建物空間として、東急ハンズ、LOFT、東急フードショー、109、Q-Front、の5つの題材から一日だけでインフォグラフィックスを制作する、というワークショップである。
社会人3人+学生1人で構成された5チームが、自分たちのテーマに沿って街で必要な情報を観察・リサーチ・収集・分析・整理し、どのようにデザインすれば他の人に注目・理解されるかをチーム一丸となって考え、インフォグラフィックスを完成させます。ワークショップ参加者全員の情報リテラシー(情報を使いこなす能力)を高めていくことが目的です。さて、ちょっと出遅れたので当日の具体的な内容については参加者やオブザーバーの皆様からたくさんレポートがあがってますので、(浅野先生のレポートが詳しいです)そちらを参照頂くとして、僕は思ったことを交えながら書いてみる。
ワークショップ概要より引用
