Graphic Design: December 2008アーカイブ

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最近の政党のポスターを横目で見てると、政治家が口を開けて喋り始めていることに気づいた。これまでは、カメラの前でおすましして撮影する以上、大抵「無言」だったわけだけど、熱く語っている生の姿を切り取るというのは、映像的なビジュアル設計とも言える。ちゃんと一生懸命に政治活動してますよというイメージを演出するための作戦なんだろうが、たしかに不気味に微笑んでいるよりはエネルギーや必死さを感じる。まさに政治家の広告だ。

街角ウオッチャーとしては、定番の手法を分析しつつ、変わる部分と変わらない部分を眺めるのが面白い。例えば、顔を強調するクローズアップや高いところにいるようなあおり構図なのは、レーニンの頃からかわらないし、今後も継承されていきそうだが、一方ではこんなような切迫した時代を反映したグラフィックデザイン手法も同時に編み出されている。カメラ目線じゃないのも増えてきた。では、こういう構図なら・・とか、どうでもいいようなことを空想しながら、今日も通り過ぎるのである。

イメージだけじゃなく、ちゃんと政治してもらいたいものです。

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