Graphic Design: October 2009アーカイブ

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大学も後期が始まり、また新しい演習が始まった。そのうちのひとつ、2年生のコンテンツデザイン総合演習ではコース内での課題選択者約40名を受け持っている。

この演習はグループで半期かけてデザインの課題に取り組むもので、学生には負担が大きいようで毎度四苦八苦させているが、彼らの成長につきあう過程で濃い対話からは得ることは僕の方もそれなりに多い。なので毎度気合い入れて題材や課題の深め方を考えている。去年は「呼吸する文庫」という名前で書籍の共有サービスを考えたが、今年は、「Flow&Stock,TaikenMarker」と名付けてみた。サブタイトルに「日々の体験を変換するライフメディアのデザイン」。

やがて薄れていく体験を何らかのかたちで残し、見返して新しく何かに気づくことができるようなメディア、広義にとらえるとライフログの一種といえるけれども、機械的に履歴を積み重ねるだけではなく、続けたくなる魅力を持つ、柔らかいサービスを考えていくという課題である。携帯メーカの京セラさんに産学提携としてご協力を頂いているが、モバイル向けとして完結するのではなく、例えばiPhoneを取り巻くエコシステムに見えるように、クラウドも含めたサービス全体の中で情報の流れと関係を意識化していくことを狙っている。これから1月まで続くが、暇を見て学生たちの取り組み経過をレポートしていきたい。

さて夏休み明けの初回、9/28のこの演習ガイダンス後に課した事前課題は、「ポートレイトワークショップ」。次の授業までに5つのモジュールを組み合わせた自分のポートレイトを作成してくるように指示を出した。課題のアウトプットが主目的ではなく、出発点として問題を発見するための課題である。

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