kamihira_logで“university”タグの付いているブログ記事

卒業式

| | コメント(0) | トラックバック(0)
IMG_8637.jpg
土曜日は日本武道館にて卒業式。
思えば、この代(NE16)の学生達と一緒に俺もこの大学に入ったんだったな。
彼らの前で「今年から赴任してきました、みなさんと同じ1年生です」と挨拶したことを記憶している。あれから4年たって、どんどん立派になっていく若者らの成長スピードと比較して、たいして成長もしてない自分が情けない。同じ時間を持っていたはずなのにね。短い接点だったが、年取っても胸に残るような思い出を1つぐらいは残せれたんだろうか。

卒業おめでとうございます。
君たちの今後の人生に幸多からんことをお祈りします。



来年度のプロジェクト(新3年生)が、ぼちぼち動き始めている模様。情報収集に励んだり、さっそくミーティングをはじめたりしているのを見聞きする。

4月になってからスタートしても、さくっと議論を始められるとも思えないので、休みのうちに個人ででも活動を進めておくほうがいいでしょうね。日頃のトレーニングや準備運動もしてない状態でいきなりグラウンドにゲームしに来ても何もできないのと同じです。自分でやっておけることはいくらでもあるはず。何も分からない状態から、自分は何をすべきかこそ、手探りで考えていかなきゃならない。プロジェクト演習のキモはそこにつきると思います。

興味深いのが、さっそくミーティングの模様をブログで公開しているW君らのプロジェクト。各自が一枚のレジュメを持参してきてそれを元にメンバーを理解し合うという作戦が丁寧にレポートされてます。これ、ポジションペーパってやつで、社会人の集まりではよく採られる方式ですが、学生で自主的にやっているのはなかなか見ない。さすが、リーダーとしてチーム全体をよりよくマネジメントしようとしている様子が伺えます。
これから共に作業をしていくにあたって、コースごとの特性は
出来る限り早い段階で理解し合わなければなりません。
そこで、今回のレジュメ作成と自己紹介を通して
それぞれのメンバーが各コースで培ってきた技術や経験
更には価値観を共有できたらと考えました。
VCN!! 第1回プロジェクトミーティング+親睦会

学生企画のみなさん、一年はあっという間ですので頑張ってください。そういえば、まだ決まってない話ですが、冬のデモ会までになんとかすればいい、と思っているプロジェクトも散見されるので、できれば今年からもうすこ し前期の成果物(調査結果やプロトタイプなど)をレビューする機会を設けるつもりです。(とまあこんなところに書いても見る学生は限られているのだろうけど・・・)
IMG_7461.jpg
朝っぱらから試験監督に駆り出された。文学部の一般教養科目「社会思想史」の試験の最中、暇に任せて、ふと問題文(選択式)を見ると、やや。

設問3「バウハウスの内部でどのような論争があったか、その論争者の立場の違いを明確に説明した上で、この論争についてあなたの考えを述べなさい」
設問4「バウハウスをはじめとする機能主義的デザイン思想が根本において抱いているといえる人間機械論とはどのような考えであるのかを明確に説明した上で、それが現在どのような問題を生じさせているのかについてあなたの考えを簡潔に述べなさい」

ここ文学部だよな・・・なんてステキな問題。
20才頃の自分にとってバウハウス(特に予備課程)の影響は限りなく大きかった。何も知らなかった学生時代には必死で勉強したなぁ。述べたい。述べまくりたい。

設問3は普通によく知られているグロピウスとイッテンの話なんだろうけど、設問4はどの辺の話なのか問題文だけではよくつかめなかったので、担当の先生に模範解答を聞いてみた。
「広義に捉えればユーザビリティの話も含まれるんですか?まともに考えると深すぎるんじゃ」
「いやー、般教ですからベタな話ですよ。例えば人間を楽天的に機械に例えて要素還元してもどっかで無理が、みたいな」
とのことであった。別にデザイン史を専門に講義しているわけじゃなく、20世紀初頭の社会思想の一環として触れただけらしい。そして学生らも単なる「般教の論述テスト」以上のロマンを感じることも無いようで、せっせと答案を埋めているだけのようであった。ちょっと悲しい。

しかし、思わぬところでバウハウスに出くわすとは、大学は広い。


IMG_8235.jpg
21日に2年生の演習発表会「EmotionalCALENDAR展」が終了しました。短い開催時間でしたが、ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございます。今回は人目に付きやすい場所だったせいか、学内で通りがかって来た感じのお客さんも結構いたようでびっくりです。さすが2万人もの学生がいる大規模大学。出展した2年生諸君、大変な演習だったと思いますが、お疲れ様でした。
学外の方にも雰囲気だけでも伝わればと、会場風景をウェブサイトにて公開してあります。よろしければご覧下さい。

さて、あの場で楽しそうに(?)発表していた学生らも、そこにたどり着くまでの道のりはバタバタ続きだったわけでして、今回の演習の舞台裏を少々ご紹介したいと思います。


IMG_7680.jpg
先週の土曜日(15日)、3年生のプロジェクト発表会が終了しました。
お忙しい中、ご来場下さいました皆様、誠にありがとうございます。
大変遅くなりましたが、お礼申し上げます。

さて、以下は今回のイベントに対しての感想。
今年は、新築の10号館アカデミーモールに会場が移り、一から計画し直したわけだが、プロジェクト実行委員会のメンバーらの獅子奮迅の働きで無事に開催することができた。ちなみに進行も会場計画も、すべてが学生らによるもの。見事。実行委員の4年生有志、会場デザインの2年生有志、お疲れ様でした。3年生全員が自分たちのプロジェクトに集中できるのも、この縦の協力あってこそ。

誰かが「こりゃネットワーク情報学部の学祭ですね」と言ってたが、3年生のデモ発表を中心にこの日に一体いくつの関連イベントが同時進行してるんだろうという目まぐるしさの中、予定通り終わえることができたのは、委員会の事前計画の綿密さ故だと思う。君らが居なければ、このイベントは決して成り立たなかった。

実行委員長を務めたY 君の学内ブログにこんな記述がある。

実行委員会を通して、ネットワーク情報学部はいろいろな人にしっかりと支えられていることがわかった。<中略>こんなぐるぐる回るような関係が、ネットワーク情報学部を支えている。

Road of Memories:『人は支えながら生きているということ』


普通の学生らは、授業料の対価としてのサービスを享受しているという意識こそあれ、学部というコミュニティになんの意味を見つけられないことが多い。循環する組織の意味に気付けるのはこういった機会を経験したからこそだろう。我々の学部のコンセプトには実践の中に学びを発見しようというメッセージが込められている(と解釈している)が、学生らの意識にも少しづつ浸透しているのかもしれない。文系私大特有というべき、学生らの縦の繋がりの弱さにずっと悩んできたので、小さい事ながら、なんだか嬉しい。

3年生もみんな気がついてくれればいいのだけれど。
まぁ、まだ自分たちのことで精一杯だろうな。


一方で肝心の成果物については、来場された方から辛辣な意見も頂いた。
例えば、どのプロジェクトも作ることが目的化して実際の使う場との接点をあまり考えていないだろう、という指摘があった。正にその通りで、注力すべきポイントを見失ったとすれば、われわれ教員側の指導力不足として言葉もない。でも、学部3年生でそこまでちゃんと考えて「作れる」かというと、現状ではなかなか難しいというのが、現場にいる側としての本音。

学生らは大抵企画に自信ないのでヘタに本音出してダメ出しすると考えを振り出しに戻してしまう。多くの成果物がそういう不安や葛藤と隣り合わせの中、ギリギリのスケジュールで押されに押され、右往左往したのち若さに任せて猪突猛進し発表の場になんとか滑り込んだものだ。それはプロジェクトのメンバーや教員の間に自然とできた共通理解のバランスの末に落としどころが探られる。その意味では、多分、成果物はその組織が予め持っているリソース以上のモノには成り得ない。質を上げるためには考えるレベルの地道な底上げが必要だ。そしてリスクヘッジのさじ加減を調整する教員の指導の質と。

改善点としては専門家へのヒアリングや中間発表の機会をもっと重点化するか、かな。自分たちの中に閉じた状態ではどう向上しようもないのだから。


#うちのプロジェクトについては、また別途書きます。

project2007.jpg 告知遅くなり申し訳ありません。
今週末の15日(土)に専修大学生田キャンパスにて3年生のプロジェクト演習(ゼミ相当)の発表会を行います。
今年は、全部で21のプロジェクトが活動し、僕は学生提案プロジェクトの「迷いを楽しむオンラインショップのインタフェース開発」を指導しました。
買い物のフィールドワークを通して企画立案し、システムまで実装した2つの成果物を公開します。

年末でお忙しいとは存じますが、学外の方も是非ご来場頂けましたら幸いです。
よろしくお願いします。

詳細なイベント内容とキャンパスへのアクセスは以下のサイトにあります。

PROJECT2007公式サイト


購読する このブログを購読

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

Powered by Movable Type 4.0

購読

フィードリーダーを利用して検索結果を購読すれば、“university”というタグの付けられたブログ記事が公開されたときにすぐにアクセスできます。

購読する 購読する