Interface: August 2007アーカイブ

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昨日、千葉工大で開催された、HDC-Netサロン「ペーパープロトタイピングの世界」に行ってきた。
ペーパープロトタイピングの手法の解説(黒須正明氏)と事例紹介(山崎和彦氏)。手法の解説は書籍の「ペーパープロトタイピング」で触れられている基本的な話が中心だったが、JUAS(日本情報システム・ユーザ協会)のプロジェクトで取り組まれたモデル等の実例が交えられており参考になった。

特に以前から疑問に思っていた「手書き」のデメリットが整理できただけで収穫。この手法では、視覚伝達の要素はユーザーとのインタラクションにとって本質的じゃないことと、とりあえず後回しにされているわけで、グラフィックス系の人間としてはその軽視のされ方が不思議だったのだけど、後で同じようなことをコンセントの長谷川さんも指摘しておられて納得。ボタンの色や画面構成が単なる装飾ではなく情報を伝達する力がある以上、本来はテストの段階で全部無いことにしていいわけがない。要はタスクシナリオを実行する上でのラピッドな作成と修正ができるのであれば、後回しにせず最初から考慮しておいてプロセス上の問題はないな、と判断する。というわけで、自分でやる時にはセルフチェックの段階では手書きスケッチ、ユーザーの評価を入れる場合には設計段階に関わらずちゃんとグラフィックまで考慮しようと思った。

その後、懇親会が4月に出来たばかりの山崎研究室にて。インテリアや照明も凝っており、格好良い空間に驚く。そこで学生作品のプレゼンのほか、参加者同士のディスカッションが行われた。
企業の人がほとんどで、色々な方々の話聞いていて勉強にはなったが、自分の現状に照らし合わせると、HCD関連のメソッドについては本で聞きかじったような知識じゃなく実践レベルで有効に落とし込ませた豊富な経験が必要だ。"ごっこ"になってはいけない。もう少し共同研究等で鍛えていかなきゃな。

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