Interface: July 2008アーカイブ

iPhoneをいち早く手に入れた人に少しいじらせてもらったが、UIはほとんどiPodtouchと同じ印象なので、ちょっと触ったぐらいではあまり差が分からない。
それより、2ヶ月ほど前、某デザイン会社に勤めているI君が会社の倉庫整理の時に発掘してきたという小型端末機を見せてもらったときのほうが驚いた。Appleが10年以上前に作っていたNewtonだ。発売されていたころにも話題になっていたのは知っていたが、写真でしか見たことなかったため、今頃になって始めて触る経験を持った。もちろんモノクロだし、今じゃ巨大すぎる端末だ。
でも、何、この触った感覚の気持ちよさ。たしかに、PDAとして日常的に使うにはマイナス点が多かったのかも知れないが、計算された直感的UIや手書き精度の高さを知った時、iPhoneだって最近になっていきなり生み出された訳じゃなくて、10年以上前からずっと快適なインタラクションのノウハウを蓄積してきた伝統が活かされているだなぁ、と気付かされる。
それより、2ヶ月ほど前、某デザイン会社に勤めているI君が会社の倉庫整理の時に発掘してきたという小型端末機を見せてもらったときのほうが驚いた。Appleが10年以上前に作っていたNewtonだ。発売されていたころにも話題になっていたのは知っていたが、写真でしか見たことなかったため、今頃になって始めて触る経験を持った。もちろんモノクロだし、今じゃ巨大すぎる端末だ。
でも、何、この触った感覚の気持ちよさ。たしかに、PDAとして日常的に使うにはマイナス点が多かったのかも知れないが、計算された直感的UIや手書き精度の高さを知った時、iPhoneだって最近になっていきなり生み出された訳じゃなくて、10年以上前からずっと快適なインタラクションのノウハウを蓄積してきた伝統が活かされているだなぁ、と気付かされる。
「iPhone」のはるか以前に登場したAppleの「Newton」は、多少の手を加えるだけで、それ以降のいかなるPDAにも対抗できるだけの魅力を備えていた。いまだにNewton OSを懐かしく思う熱狂的なマニアも多く、毎年Macworld Expoの時期には新しいPDAが発表されるとのうわさがささやかれるほどだ。電車の中で動画を撮ってみた。(向かいにいる青シャツの乗客の方、すみません) 冒頭の、「書いたものを消す」ときの操作に注目。字の上から重ねてグジャグジャと書くと・・・。
IT史に輝く「すべったテクノロジー」16位
DSCF0067 posted by (C)peru
ところで、喜ぶ我々に対して山崎先生や浅野先生らは、「なにをいまさらよろこんでるんだこいつらは」という感じの視線だったのを覚えているが、いかに世代毎に存在していたテクノロジーが消え去っているかってことだよな。もったいない気もする。
最近、ふと思い立ってスプーンを集めている。経費を節約してカトラリーセットじゃなくてテーブルスプーンのみ。そしてコレクションというほど大仰なものではなく、普通に毎日使っている。こうやってならべて見てるだけでは、へぇ色んな形有るんだねぇ、ぐらいしか思わないかもしれないが、実際に使ってみると、「たかがスプーン」とあなどっていたものが、びっくりするぐらいそれぞれの使い心地や舌触りが違うのが分かって、それが面白くてたまらない。食事も楽しくなるってもんだ。
例えばグラタンを食べるときのスプーンを使うプロトコルを簡単に分解すると、柄をつまむ/指で回転させて持ち替える/皿のなかのグラタンにつき刺す/まぜる/寄せ集める/適量に切り分ける/適量をすくう/すくったものを口まではこぶ/口の前で息を吹きかけてさます/口を開けて差し込む/唇や歯でおさえながらひきぬく/噛んでいある間にもったまま待機する・・・などの行為を見つけることが出来る。スプーンというシンプルな道具と料理と人間(の手や口)との間には複雑かつ絶妙な相互関係があるが、通常はこういったことは意識されることはない。けれどもよく観察してみると、思想のあるスプーンは、本当に些細なところまで深く考えて作られている。
パソコンばっかりつかっていると、感覚が鈍っていくのを自分で痛感するので、もうすこし日々の生活のなかで感覚を鋭くしていかなきゃね、ってなわけで「違いが分かる男」を目指して感覚を分化していトレーニングである。
以下、手持ちのものをいくつか紹介。
例えばグラタンを食べるときのスプーンを使うプロトコルを簡単に分解すると、柄をつまむ/指で回転させて持ち替える/皿のなかのグラタンにつき刺す/まぜる/寄せ集める/適量に切り分ける/適量をすくう/すくったものを口まではこぶ/口の前で息を吹きかけてさます/口を開けて差し込む/唇や歯でおさえながらひきぬく/噛んでいある間にもったまま待機する・・・などの行為を見つけることが出来る。スプーンというシンプルな道具と料理と人間(の手や口)との間には複雑かつ絶妙な相互関係があるが、通常はこういったことは意識されることはない。けれどもよく観察してみると、思想のあるスプーンは、本当に些細なところまで深く考えて作られている。
パソコンばっかりつかっていると、感覚が鈍っていくのを自分で痛感するので、もうすこし日々の生活のなかで感覚を鋭くしていかなきゃね、ってなわけで「違いが分かる男」を目指して感覚を分化していトレーニングである。
以下、手持ちのものをいくつか紹介。
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